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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

津波被害を免れた松島の不思議

11/22は、二十四節気の「小雪」(しょうせつ)、、、文字通り、雪もちらつく本格的な冬の入り口にあたります。(^。^)

また、語呂合わせから「いい夫婦の日」でもあり、入籍されるカップルも多いとか。(^-^)

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

句友から聞いた話ですが、日本三大景勝地のひとつ、仙台の松島は、古来、幾度の大地震と津波に見舞われた三陸海岸にありながら、壊滅的な被害には至らず、その景観や背後の街並みを維持して来たそうです。(^_^)

現に、十年前の東日本大震災の折にも、松島では、津波の浸水深は、海岸際の松島島巡り観光船のレストハウスでは約 1.2m、海から約 200m 内陸の瑞巌寺山門では約 0.5m であったとされ、一方、外洋に面する東松島市では、8~9mの津波浸水高によって、死者・行方不明者は 1,143 名に達したと報じられています。m(__)m

これは松島海岸の海岸線が陸に深く湾入しているいわゆる「湾」と呼ばれる水域になっていることや湾内に浮かぶ島々のおかげで津波の威力が軽減されたからと考えられています。
この為、津波が松島海岸に押し寄せる頃には数mほどの高さしか無かったと推測され、実際に松島湾に浮かぶ五大堂は津波の被害を免れています。( ; _ ; )/~~~

天然の地形が、松島の町と海岸を守ったのですね。(^。^)

そう言えば、三陸海岸沿いの社寺は、過去の津波の来歴を教訓に、高台の安全地帯に移設されてきたことから、東日本大震災の際にも、多くが被害を免れたと聞いたことがあります。(^-^)

考えようによっては、昔の人々は、このような因果関係を知り尽くした上で、連綿と社寺や集落を形作って来たのかもしれませんね。(^_^)

馬関も、もう20年近く前に「松島」を訪ねましたが、小さな島々の美しさよりも、ご当地の名酒「浦霞」や新鮮なお寿司の方が印象深いです。( ^_^)/~~~

「松島や小雪(しょうせつ)の宿人恋し」 祖谷馬関

(注)小雪(しょうせつ)は、初冬の季語。雪が降り始めるころ。まだ、積もるほど降らないことから、小雪と言われる。お世話になった方に、感謝の気持ちを贈るお歳暮の準備をする期間でもある。

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