京都では一年の無病息災を願って、正月の三が日に小梅と結び昆布を入れたお茶を飲む風習があります。(^。^)
「大福茶」や「大服茶」と書き習わしますが、六波羅蜜寺では、村上天皇が服したことから「皇服茶」と書かれ、元旦に汲んだ若水で茶を点てて、厄難除けのお札と一緒に授与されます。(^-^)
国宝の十一面観音立像は秘仏とされ、その開帳は12年ごとの辰年となっています。
また、同寺には、空也上人立像があり、これは運慶の長男である康勝が作ったもので口から六体の阿弥陀小仏を吐き出している事でも有名です。( ^_^)/~~~
なお、北野天満宮でも、正月に「大福茶」が振る舞われます。(^。^)
古くからお正月の縁起物として、境内の梅で作られた梅干し「大福梅」が12月13日の事始めの頃から授与され、天神さまのご利益があると言われています。(^-^)
「梅の実の湯呑みに揺らぐ皇服茶
春遠からじ六波羅の朝」
by 祖谷馬関