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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

♬ コントラスト ♬

僕の叔母は、最愛の息子を夏の水難事故で亡くしました。彼はまだ二十五歳の若さでした。(≧∇≦)

そんな人生の悲哀は、決して単純な言葉では言い表わせないものです。( ; _ ; )/~~~

概念的、抽象的な話になってしまいますが、人生は、色彩の濃淡や明暗で塗り尽くされ、ひと時として同じ色合いはなく、変幻を繰り返し、その人においても、また他人との比較においても、それぞれの毎日は異なる様相であるのだ、と思います。(^。^)

今は亡き叔母の人生も、淡い水彩画のような場面もあり、はたまた、鮮やかな油彩で描かれた出来事もあったことでしょう。(^-^)

数え切れないほどの糸で織り成す人生は、山あり谷あり、喜びと悲しみ、幸せと不幸せ、様々な形のコントラストが効いた長き道程に思えます。(^_^)

「コントラスト」

真夏の打ち水のあとの 
涼しげな坂道を
ゆっくりと下りてゆく 
小さな丸い背中

年老いたその婦人は 
息子を事故で失くして
もう十年になる

彼女を見送る僕の眼に 
白いブラウスと黒い日傘
青く青く晴れた空と  
百日紅の紅い花 

一枚の古い絵の様に  
色鮮やかに佇む
白と黒、青と紅の 
コントラストが眩しい

人生のコントラスト  
それは白と黒
それとも青と紅  
いいえ 男と女 

出逢いと別れ 
そして 誕生と絶命 
喜びと悲しみ
なにもかも コントラスト
混ざり合うことのない 
コントラスト・・・

by  祖谷馬関

◼️YouTubeはこちら↓

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