11月7日 天気はれ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
今日から、暦の上では“冬”だって!
長野県内ツアーが終わって、3日もたっちゃいましたっ。
ってことで、
遅ればせながら?ツアー中盤~後半戦を振り返りますかね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
ツアー2日目に、とっても印象的なところで演奏させてもらいました。
それは、『山の遊び舎 はらぺこ』という保育園。
長野県の南のほう、伊那市にあるのね。
園舎のすぐ裏が山で、園舎の横には畑もある。
お庭もすごーく広くて、そこに真っ白なヤギが一頭。
裏山の風景なんか、あたしにはすごく懐かしかった。
「ここ、あたしが育った場所にそっくりだー!!!」
って、なぜかめっちゃ興奮![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
えぇ、そりゃぁもう、田舎育ちですから。
演奏した後に先生が
「おもち、食べてってくださいっ!!
(よかったら、一緒におもちつきしませんか?笑)」
どんな保育園よ!?
もちろん、やりましたよー。おもちつき。
そして、その“おもち”めっちゃ美味しかった。
子どもたちが小さなカラダで、一生懸命に杵でついた“おもち”。
出来上がった“おもち”を
「はいっ。持ってきてあげたよ!!」
って目を輝かせて、自慢げなカワイイ子どもたち、
思わず抱きしめてあげたくなっちゃうくらいでした…。
『山の遊び舎 はらぺこ』は、いわゆる無認可保育園(自由保育所)。
保育士さん、保護者の方、地域の皆さんが一体になって、
子どもたちに成長を見守っている…
そんな印象を受けました。
とっても温かい空気だった。
また行きたいな。
またあの子たちに会いたいな。
もっと一緒に遊びたいな。
おいとまする時、なんだか後ろ髪ひかれる思いでした。。。
3日目に千曲市の『木の花屋 本店』でライヴ。
びっくりすることに、わざわざ新潟から聴きに来てくださった方が!!
と思ったら、その向かいの席には、東京から来たというご夫妻が!!
遠路はるばる、本当にありがとうございます。
それから、長野県内の音楽科高校に通っている、
高校生の女の子も来てくれてたなぁ~。
「ブラジル音楽って、あまり聴いたことないけど、
すごく楽しくて勉強になった!」
と言ってもらって、素直にうれしかった。
自分が高校生でFlute吹いていたときって、どんなだったかな?
たぶん、いまより真面目だったと思う…(笑)
めちゃめちゃクラシック寄りな音楽生活だったし、
きっとその頃ブラジル音楽に触れていたら
すんごい衝撃だったと思うわ。
なんだか、今日の日記は「なつかしい」感じが多いなぁ。
そうそう、『木の花屋』では専務さん&社長さんから、
おつけもの作りへのアツーい思いを聞かせてもらって、
それはホント自分自身に勉強になった。
ここ1~2年の、食の偽装問題があるからか、
余計にココロに染み入ってきた気がする。
「無添加・無農薬にこだわってます」
なっていう食べ物、最近では世の中にいっぱいあるけど、
『木の花屋』さんのこだわりは、そんなもんじゃない。
土地選び、土作りから、ぜーんぶ自分たちでやってる。
なかでも印象的だったお話が“種”に関すること。
「売ってる種はね、みーんな同じ大きさになるように、
みーんないい子に出来るようになってるの。
でも、人間がひとりひとり違うように、
本当の作り方したら、野菜もひとりひとり違くなる」
知らなかった。
売ってる種も、代々収穫していく種も、一緒だと思ってた。
それに、どっちも“みーんな同じ大きさになる”んだと思ってた。
“みーんな同じ大きさになる”のは、自然なことではないんだ…。
こういうふうに、アツイ思いがある人の話を聞くと、
なぜかとっても安心する。
そして、自分、もっともっとがんばらなきゃー!!
って思うんだな。
ツアー4日目に、今回も…登っちゃいました!美ヶ原!
ってことで、『王ヶ頭ホテル』さんで演奏しました。
登る途中。おー近づいてきた。
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/62/9ff0f48885720ee424843654f847738b.jpg)
今回は、なんだかいいお天気なんじゃないのっ!?
いい景色見られるんじゃないのっ!?
(いままで2回行き、2回とも濃霧。。。)
うれしくて、到着早々スタッフさんに
「今回は、いままででいちばんいいお天気です!!!」
って言ったら、
「あ、これで…ですか?(笑)」
って言われちゃいましてね。
案の定、遠くの景色は見えませんでした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
ま、いいのよ!!
あたしは演奏に来てるんだしっ!!(強がり。)
お天気がイマイチだったせいか、星も若干見えず…
コンサートにはたくさんの方がご来場くださいました!
(そういうことではないと思うけど。)
そして、なぜかとってもノリのいいお客さまが多く、
おかげでめちゃめちゃ盛り上がった夜になりました。
終演後、あたしにとって「これ以上ないだろう」と思える、
うれしいひと言をいただきました。
「霧ケ峰に咲いてる、ニッコウキスゲみたいな演奏だね」
あたしね、演奏するときにイメージするのは、
大好きな霧ケ峰に咲いてる、キラキラ光るニッコウキスゲの花。
ニッコウキスゲは7月に咲くんだけど、
霧ケ峰は標高2000m近いから涼しい風が吹いてて、
その風に身を任せて揺れてるニッコウキスゲの花。
自分が風になったみたいに、ニッコウキスゲの頬をかすめて、
青い空まで突き抜けて行きたーい!
あぁ、そんなイメージが音になって伝わったなら、
演奏家としてこれ以上ない喜び。
Fluteを吹くあたしに、たっくさんのイメージをくれる、
大好きな信州の自然。
翌日美ヶ原からの帰り、こんな素晴らしい景色を見せてくれたの。
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/cb/769a21be9d350a25b630df03b40fb85a.jpg)
奥のほうの山、オレンジ色に輝くのは一面の落葉松(カラマツ)。
あたしは、もみじよりも断然!落葉松が好き。
しぶいかもしれんが、ゼッタイに落葉松が好き。
美ヶ原から下ってくる道すがら、山肌を黄金に染めてるのは、
ぜーんぶ落葉松の葉っぱだったの。
この黄金色の葉っぱが、風で一斉に舞い落ちる。
「ゴールデンレイン」と呼ばれるその落葉は、息をのむほど美しい。
どうして、緑色だった葉っぱが黄金色になるんだろう。
こんなにも美しく落葉するんだろう。
それがどうしてこんなに切ないんだろう。
ツアー中の、いろんな人との出会いも一緒かな。
たまたま演奏を聴いてくださって、
その場の「同じ時間」を過ごす。
そこに来たのが1日違ったら、出会わなかったかも。
そういう儚いものだから、大切なんだと思う。
斎藤ホテル・はらぺこ・ホテル玉之湯・木の花屋・王ヶ頭ホテル、
それぞれの場所で出会い、演奏を聴いてくださったすべての方に、
また、各場所でバックアップしてくださったスタッフさんに、
今回は来れなかったけど…応援メッセージくださった皆さんに、
本当にありがとうございました!!Muito obrigada!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
今日から、暦の上では“冬”だって!
長野県内ツアーが終わって、3日もたっちゃいましたっ。
ってことで、
遅ればせながら?ツアー中盤~後半戦を振り返りますかね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
ツアー2日目に、とっても印象的なところで演奏させてもらいました。
それは、『山の遊び舎 はらぺこ』という保育園。
長野県の南のほう、伊那市にあるのね。
園舎のすぐ裏が山で、園舎の横には畑もある。
お庭もすごーく広くて、そこに真っ白なヤギが一頭。
裏山の風景なんか、あたしにはすごく懐かしかった。
「ここ、あたしが育った場所にそっくりだー!!!」
って、なぜかめっちゃ興奮
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
えぇ、そりゃぁもう、田舎育ちですから。
演奏した後に先生が
「おもち、食べてってくださいっ!!
(よかったら、一緒におもちつきしませんか?笑)」
どんな保育園よ!?
もちろん、やりましたよー。おもちつき。
そして、その“おもち”めっちゃ美味しかった。
子どもたちが小さなカラダで、一生懸命に杵でついた“おもち”。
出来上がった“おもち”を
「はいっ。持ってきてあげたよ!!」
って目を輝かせて、自慢げなカワイイ子どもたち、
思わず抱きしめてあげたくなっちゃうくらいでした…。
『山の遊び舎 はらぺこ』は、いわゆる無認可保育園(自由保育所)。
保育士さん、保護者の方、地域の皆さんが一体になって、
子どもたちに成長を見守っている…
そんな印象を受けました。
とっても温かい空気だった。
また行きたいな。
またあの子たちに会いたいな。
もっと一緒に遊びたいな。
おいとまする時、なんだか後ろ髪ひかれる思いでした。。。
3日目に千曲市の『木の花屋 本店』でライヴ。
びっくりすることに、わざわざ新潟から聴きに来てくださった方が!!
と思ったら、その向かいの席には、東京から来たというご夫妻が!!
遠路はるばる、本当にありがとうございます。
それから、長野県内の音楽科高校に通っている、
高校生の女の子も来てくれてたなぁ~。
「ブラジル音楽って、あまり聴いたことないけど、
すごく楽しくて勉強になった!」
と言ってもらって、素直にうれしかった。
自分が高校生でFlute吹いていたときって、どんなだったかな?
たぶん、いまより真面目だったと思う…(笑)
めちゃめちゃクラシック寄りな音楽生活だったし、
きっとその頃ブラジル音楽に触れていたら
すんごい衝撃だったと思うわ。
なんだか、今日の日記は「なつかしい」感じが多いなぁ。
そうそう、『木の花屋』では専務さん&社長さんから、
おつけもの作りへのアツーい思いを聞かせてもらって、
それはホント自分自身に勉強になった。
ここ1~2年の、食の偽装問題があるからか、
余計にココロに染み入ってきた気がする。
「無添加・無農薬にこだわってます」
なっていう食べ物、最近では世の中にいっぱいあるけど、
『木の花屋』さんのこだわりは、そんなもんじゃない。
土地選び、土作りから、ぜーんぶ自分たちでやってる。
なかでも印象的だったお話が“種”に関すること。
「売ってる種はね、みーんな同じ大きさになるように、
みーんないい子に出来るようになってるの。
でも、人間がひとりひとり違うように、
本当の作り方したら、野菜もひとりひとり違くなる」
知らなかった。
売ってる種も、代々収穫していく種も、一緒だと思ってた。
それに、どっちも“みーんな同じ大きさになる”んだと思ってた。
“みーんな同じ大きさになる”のは、自然なことではないんだ…。
こういうふうに、アツイ思いがある人の話を聞くと、
なぜかとっても安心する。
そして、自分、もっともっとがんばらなきゃー!!
って思うんだな。
ツアー4日目に、今回も…登っちゃいました!美ヶ原!
ってことで、『王ヶ頭ホテル』さんで演奏しました。
登る途中。おー近づいてきた。
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/62/9ff0f48885720ee424843654f847738b.jpg)
今回は、なんだかいいお天気なんじゃないのっ!?
いい景色見られるんじゃないのっ!?
(いままで2回行き、2回とも濃霧。。。)
うれしくて、到着早々スタッフさんに
「今回は、いままででいちばんいいお天気です!!!」
って言ったら、
「あ、これで…ですか?(笑)」
って言われちゃいましてね。
案の定、遠くの景色は見えませんでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
ま、いいのよ!!
あたしは演奏に来てるんだしっ!!(強がり。)
お天気がイマイチだったせいか、星も若干見えず…
コンサートにはたくさんの方がご来場くださいました!
(そういうことではないと思うけど。)
そして、なぜかとってもノリのいいお客さまが多く、
おかげでめちゃめちゃ盛り上がった夜になりました。
終演後、あたしにとって「これ以上ないだろう」と思える、
うれしいひと言をいただきました。
「霧ケ峰に咲いてる、ニッコウキスゲみたいな演奏だね」
あたしね、演奏するときにイメージするのは、
大好きな霧ケ峰に咲いてる、キラキラ光るニッコウキスゲの花。
ニッコウキスゲは7月に咲くんだけど、
霧ケ峰は標高2000m近いから涼しい風が吹いてて、
その風に身を任せて揺れてるニッコウキスゲの花。
自分が風になったみたいに、ニッコウキスゲの頬をかすめて、
青い空まで突き抜けて行きたーい!
あぁ、そんなイメージが音になって伝わったなら、
演奏家としてこれ以上ない喜び。
Fluteを吹くあたしに、たっくさんのイメージをくれる、
大好きな信州の自然。
翌日美ヶ原からの帰り、こんな素晴らしい景色を見せてくれたの。
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/cb/769a21be9d350a25b630df03b40fb85a.jpg)
奥のほうの山、オレンジ色に輝くのは一面の落葉松(カラマツ)。
あたしは、もみじよりも断然!落葉松が好き。
しぶいかもしれんが、ゼッタイに落葉松が好き。
美ヶ原から下ってくる道すがら、山肌を黄金に染めてるのは、
ぜーんぶ落葉松の葉っぱだったの。
この黄金色の葉っぱが、風で一斉に舞い落ちる。
「ゴールデンレイン」と呼ばれるその落葉は、息をのむほど美しい。
どうして、緑色だった葉っぱが黄金色になるんだろう。
こんなにも美しく落葉するんだろう。
それがどうしてこんなに切ないんだろう。
ツアー中の、いろんな人との出会いも一緒かな。
たまたま演奏を聴いてくださって、
その場の「同じ時間」を過ごす。
そこに来たのが1日違ったら、出会わなかったかも。
そういう儚いものだから、大切なんだと思う。
斎藤ホテル・はらぺこ・ホテル玉之湯・木の花屋・王ヶ頭ホテル、
それぞれの場所で出会い、演奏を聴いてくださったすべての方に、
また、各場所でバックアップしてくださったスタッフさんに、
今回は来れなかったけど…応援メッセージくださった皆さんに、
本当にありがとうございました!!Muito obrigada!!