◆横笛吹屋日記◆

信州のボサノバフルート奏者赤羽泉美のblog
音楽の他、好きなもの(野球、鉄道、カレー)についても綴ります

大きく掲載ありがとうございます!

2014-06-21 12:21:56 | ライヴ♪

6月21日 天気くもり


昨日、読売新聞(長野版)朝刊に
来月カノラホールで開催する
コンサートの記事が
とーっても大きく掲載されました☆

ありがとうございます!!




Facebook等では、
オンライン版をご紹介しましたが
ブログでも記事全文を
掲載させていただきたいと思います!




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◇ブラジル音楽の生命力届ける◇


辰野町出身で、県内外で活躍する
ボサノバフルート奏者・赤羽泉美さん(33)が
来月18日、岡谷市でコンサートを開く。
昨年、子宮頸けいがんの一歩手前となる「前がん」を患い、
手術を受けた経験から、予防啓発を呼び掛ける目的もある。
赤羽さんは「ブラジルで生まれた音楽・ボサノバでこそ感じられる生命力を、
同じような病気で苦しむ人に届けたい」と意気込む。

赤羽さんのブラジル音楽との出会いは、2007年。
全国で活躍するブラジル音楽のピアニスト・今井亮太郎さんが
勤め先の上田市内のホテルを訪れ、共演する機会を得た。
昭和音大(神奈川県)を卒業するまで演奏してきたクラシックやオペラに比べ、
自由で即興性もあり、何より、体の底から元気がわき出てくるような音楽。
「この音楽をもっと知りたい」と魅了された。今井さんと一緒にツアーを回り、
リリース作品に参加するなど、
赤羽さんはボサノバフルート奏者として本格的な活動を始めた。

前がんが見つかったのは、昨年8月。
乳がんになる夢を見たことがきっかけで10年頃から乳がん、
子宮頸がんなどの検診を定期的に受ける中での発覚だった。
前がんとしては最も進行したレベルで、「子宮頸がんになる確率50%」。
切除手術は成功したが、「若いうちのがんのリスクは考えたこともなかった。
検診の重要性に身をもって気付いた」と話す。

自身のブログやフェイスブックで体験談をつづると、
同じ病気を経験した女性からのメッセージが多く寄せられた。
赤羽さんはブラジル音楽で、同じ不安を抱える人たちを
元気づけられるのではないか、と考えるようになった。
赤羽さんの思いに応え、演奏で訪れたこともある笠原書店(岡谷市)の
笠原新太郎社長(52)ら有志が実行委員会を発足させ、
コンサートの準備を進めている。

コンサートには、今井さんをはじめ、ブラジル音楽界で
打楽器の名手として知られるセウシーニョ・シウバさんが登場する。
チケット収益の一部は、「県細胞検査士会」が行う
がんの予防啓発活動のために寄付する。
また、若い頃から子宮頸がんの知識を身につけてもらうため、
辰野町、岡谷市の全中学校に招待券を配布する。

主役を務めるホールコンサートは初めてという赤羽さん。
「病気で不安だった自分を支えてくれたのはブラジル音楽だった。
元気と楽しさがあふれるメロディーをステージで奏でたい」と話した。



◇来月18日岡谷で

コンサートは岡谷市文化会館「カノラホール」小ホールで7月18日午後6時開演。
チケット代は高校生以上3000円、小中学生1000円、未就学児は無料。
チケットは、会場のカノラホールや笠原書店岡谷本店など窓口販売のほか、
チケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)など各種プレイガイドでも販売中。
問い合わせは実行委事務局(0266・58・0106)まで。




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2014年6月20日付
読売新聞(長野版)より