◆横笛吹屋日記◆

信州のボサノバフルート奏者赤羽泉美のblog
音楽の他、好きなもの(野球、鉄道、カレー)についても綴ります

オケっ!

2017-01-28 23:46:39 | ◆横笛吹屋日記◆

1月28日 天気はれ


あったかい〜
東京からオーケストラが演奏に来るのに
マイナス10℃じゃかわいそーだ。

そう。

そのオーケストラが来ると知ったのは
つい数日前。

仲良くさせていただいている
ヴァイオリニストの弘田久美子さんから
「泉美ちゃんの地元に
オーケストラで演奏に行くよ〜♫」
と、情報が。

一度、生で聴いてみたいと思っていた
新日本フィルハーモニー交響楽団

演目も、好きなものばかり。

チャイコフスキーの
「ヴァイオリンコンチェルト」

ストラヴィンスキーの
「火の鳥」


急いで予定を調整して
チケットは久美子さんにお願い〜!と。

チケット取れてよかった!!


帰りはバタバタしそう、と思って
ゲネプロ〜本番までの時間で
ちょっとお茶しようということに

ワタシも2014年の夏に
小ホールで(←ここ重要。笑)
自身初のホールコンサートを開催した
岡谷市のカノラホール。

(今回の公演は当然大ホール。)

小ホールと大ホールのあいだに
喫茶室があって、
そこで小一時間の談笑となりました〜。


オケのメンバーって
本番前こんなにリラックスしてるのね

と感心しちゃうくらい。

ゆったりとした時間でした。

でも、二人とも話したいことが
ありすぎて、ありすぎて、ありすぎて…
一時間ぽっきりじゃ足りないわよ!!笑

じつは久美子さん
クラシック畑を歩んできたのに
最近ブラジル音楽に目覚め??
(おぉー、どこかで聞いた話だ。)
ボサノバを演奏するようになり〜

そんな繋がりで知り合った方なのです。


じつはこっそり言うと
ワタシの新しいアルバムにも参加予定。

きゃぁ〜〜


なので、共通の話題がたくさん。


あれこれあれこれ話していたら
一時間なんてあっという間でした。


喫茶室を出て、
久美子さんは楽屋へ。ワタシは客席へ。

その前に記念のパシャり




さて!
ホールの中、すんごい人で…!!

よくこんな席取れたなぁ〜という。
1階N列35番。



それぞれ楽器からダイレクトに届く音と
全部混ざってから届く音が
両方楽しめる感じ。



コンチェルトがチャイコフスキーなので
同じチャイコフスキーの作品
「エフゲニー・オネーギン」の
ポロネーズから開演。

そして、コンチェルトへ。


じつは昨日久美子さんから聞いていた。

コンチェルトのソリストが
かなり素晴らしいので期待してて!と。

彼女の言葉を借りて言うと

「チャイコフスキーのコンチェルトは
年がら年中演奏する演目だけれど、
こんなに素晴らしいソリストとの演奏は
なかなかできない…!!!」

とのことなのです。


この言葉を聞いてから
丸一日、期待が膨らむ膨らむ。笑


ソリストは郷古 廉(ごうこ すなお)さん。

あまり愛想を振りまくタイプではない
その朴訥とした表情からは窺い知れない
音楽への、ヴァイオリンへの情熱が
すべての音に託された演奏。

そんな、コンチェルトでした。


本来、複数楽章から成る曲は
最終楽章を演奏し終わるまで拍手しない
というのがルールで

当然、聴きに来ているオーディエンスは
それを知っている人ばかりだったと
思うのですが

第一楽章が終わったところで
その演奏の素晴らしさに、思わず拍手。

「ごめんなさい。
ルールわかってるんだけど、無理。
頭で考えるより先に、手が動いた!」

そんな心の声が客席全体から聞こえる
短い賛辞の拍手でした。


そんなわけですから
最終楽章まで終わったときの拍手は
いつまでも鳴り止まず…

郷古さん、何度もステージへ出てきて
拍手に応えてくださいました。

ソリストのアンコールないのかなぁ…

って誰もが思った、
4回目か5回目のアンコール。

パッとヴァイオリン構えると
弾き始めたのは、なんと!
「アルハンブラの想い出 / タレガ作」

客席も、ステージのオケメンバーも
度肝を抜かれた圧巻の演奏で…!!

またまた割れんばかりの拍手!!!!!


久しぶりに、
腕が痛くなるほど拍手しましたよ。笑



休憩を挟んで、後半もロシアもので。

ムソルグスキーの交響詩
「はげ山の一夜」

ストラヴィンスキーのバレエ音楽
「火の鳥」


今日の指揮は
ワタシと同年代の女性指揮者
三ツ橋 敬子(みつはし けいこ)さん。

普段はベネツィア在住とのことで
TBS系のテレビ番組「情熱大陸」でも
取り上げられている注目の指揮者。


大柄なコンサートマスターと握手すると
大人と子供みたいに見えるのに
指揮台に上がった瞬間のオーラが
ものすごかった。

オケから引き出してくるサウンドも
完全に男性的な感じ。

あぁ、この感じ、わかるなぁ!!って

頷ける瞬間がいくつもあった。



ホールを出る前に、
アンコール曲の案内をパシャり。



ホールから出て駐車場に向かう途中
楽屋口から三ツ橋敬子さんが…!

思わず握手してもらっちゃいました。


関係者や団員などが
三ツ橋さんのタクシーを見送ると
寒いなかタクシーの窓を開けたままで
最後まで「ありがとうございました」と
言いながら帰っていかれました。


またいつか、三ツ橋敬子さんの指揮で
オーケストラ聴きたいなぁ〜


しばらく、
余韻コンサートで過ごせそう。


そして、オーケストラ聴くと必ず
脳内刺激がぴしぴしくるので
それもしばらく楽しめそう。




ワタシも1ヶ月後のライブがんばるぞ!






赤羽泉美ライブ情報

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

◇2月26日(日)
KAMOME live matters(横浜・馬車道)
『高原のBossa Nova
~オーガニック・フルート~
Vol.12 “ 春まで待てない!”』



メンバー:
赤羽泉美(Flute)
今井亮太郎(Piano)
大森輝作(Bass)
黒田清高(Drums)

オープン:18:00
ステージ:19:00~
チャージ:¥3,500


*ご予約・お問い合わせ*
KAMOME live matters
TEL. 045-662-5357
横浜市中区住吉町6-76
(馬車道駅、関内駅より徒歩5分)
http://www.yokohama-kamome.com/






お知らせ
2016年11月より
ホームページURLが新しくなりました
ブックマーク等の更新を
お願いいたします(=´∀`)人(´∀`=)

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