本屋大賞受賞した 海賊とよばれた男 上下巻読み終わりました。
出光興産の創業者の一代記がモデルです。
いろんな勢力にも屈せず、
立ち向かっていく強い経営者の姿に感動です。
上巻は企業をおこすところから
戦時あるいは戦後位でしょうか。
馘首をせず社員の雇用を守り抜いたところ。
関門海峡での商売方法が印象的でした。
下巻は戦後数年後で苦難を乗り越えて
社員一丸となって会社が大きくなっていきます。
特に
中東の石油が日本に入ってくる過程は読者を
ハラハラさせてくれました。
また、会社を興す時に協力してくれた方への恩を最後まで忘れない
真摯な主人公が印象的でした。
筆者の視点で見ているので鐵藏がすごく良い方に思いますが、
実物の出光佐三さんはそうでもない方できつい方なのではないでしょうか?
ですが、総じて小説はすごく面白かったです。
やっぱり百田さんの作品です。永遠のを読んだ方にはサプライズありますよ。
なんだかな・・・
昔気質の日本人の本質みたいなものを感じました。
ブログへのご訪問ありがとうございました。