夢と現実のおとぼけバラエティー

実際に夢で見た内容を載せています。それと落語や漫才・コント・川柳・コラムなどで世相を風刺したりしています。

夢って、奇妙キテレツ!(20)

2019-10-20 19:46:12 | 夢と現実のおとぼけバラエティー

247
店主が店の看板を作っているらしい。
大きな下駄に黒くて太い鼻緒が斜めに付いている。
それを貼り付ける四角い板は黒とグレーのツートンカラーで、
シンプルな幾何学模様が描かれている。
見ていると、店主はこの板に鼻緒が斜めに付いた下駄を貼り付けた。
なんと、絶妙なバランスの良いレイアウトだ!


248
オバマ前大統領の娘と対立候補の娘が、あるパーティーで出くわした。 二人は何かのコンューターゲームで対戦を始めた。
二人とも優秀で決着がつかず、この場は引き分けとなった。
吾輩は『二人とも素晴らしい能力を持っている。今後は世のため人のために役立てて欲しい』と言って別れた。


249
マンションの屋上にいる。
母が洗濯物を屋上に干して外出したので様子を見に来たのだ。
西の空が暗くなってきた。 雨になるのか?
洗濯物を取り込もうとして、なをも空を観察していると、
雲はまばらになって拡がっているだけで降りそうもない。
だが、近くのビルの空き地の古くなった積雪が柱となってニョキニョキと盛り上がり、
だんだん天へと伸びて、終いに地面から離れて浮き上がった。
それがこちらのマンションに向かってくる。
慌てて洗濯物を取り入れ始めた。
泥だらけの『積雪の柱』の底がマンションの屋上スレスレに通過して行った。


250
宇宙人とのコンタクトをするフェスティバルが開かれた。
数十人の手足の曲がった老人たちが殺到して、『わしこそ宇宙人である』と口々にわめいている。
司会者は、『きょうは混雑しているので、三ヶ月後にまた集まってください』と叫んでいる。


251
叔母たち(皆んな故人)がお祝いのパーティーを開いている。
皆んなピンク系の華やいだ和服を着ている。
お祝いの品をショッピングバッグに入れて持って行った。
最近の写真アルバムも入れている。


252
ロシアのオペラ学校で歌の練習をしている。
教室にロシア人の教授(博士)が挨拶に入ってきた。
知人から借りた冊子に挨拶の会話がロシア語と日本語で併記されている。
大浴場で風呂に入る時間だ。
この冊子はどこに置くか、書棚では心もとない、自分のロッカーに入れるか・・・。


253
イスラエルか何処かの国に入国しようとしている。
ICチップの入ったバッジを渡された。
これを胸につけておけばフリーパスだそうだ。


254
巨大なマンションの窓から外を眺めている。
上の階の歳とったおっさんが首を出してこちらを見ている。
手下を使ってこちらを調べに来たようなので、変装して別人の振りをした。


255
銀座通りを、十数人の外国人男性の「傾奇者」(かぶき者)たちが、
派手な女性用の着物を羽織って練り歩いていた。


256
江戸時代に居る。 剣術の師範が『寝込みを襲われたら、こうやって対処するのだ』と教えてくれた。
『自分より相手の腕が上手だったら?』と聞いたら、
『いさぎよく『参った』と云うが良い』との答えだった。


257
我輩の下宿先の小学2年の女の子が、登校で悩んでいる。
気の合ったともだちがまだ居ないので、一人ぽっちで登校するのが寂しいらしい。
そこで登校に一緒に付き合うことにした。
今日は見るからにかわい子ちゃんとすれ違った。
すると『あたし、”萌え”はイヤなんだ』という。
なるほど、アニメキャラ風の子は趣味じゃないんだな。


258
セミの脱け殻がトコトコ歩いている。
子供に『どうだ、脱け殻にも生命力があるんだぞ』と得々と説明している。
(はて?これでいいのか・・、だが目の前の現実は否定しようがない。論より証拠、自信を持て)
脱け殻は洋服のスタンドに登り始め、てっぺんを目指していく。
子供は『このスタンドは邪魔だから移動させるよ』と言って動かし始める。
セミの脱け殻は、ツーっと蜘蛛の糸を出してぶら下がりつつ、なおも上へ上がろうとしている。


259
中学生の息子が、雨の日に窓を少し開けて外を見ている。
向かいの建物の軒下で、ジャージを着た女子中学生がしゃがんで本を読んでいる。
息子は気づかれないように、そーっと窓を閉めている。




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創作落語『無免許運転』

2019-10-20 17:01:59 | 夢と現実のおとぼけバラエティー
        


     ポン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・ポン・テン・テン・ツク・ポン



             『無免許運転』



     え〜、まいど、ばかばかしいお笑いで恐縮でございます・・・
    ・・なんて高座に上がるたんびに同じことを言っております・・。
   そちらのお客さん、そんなに飲んでますと寄席の打ち出しまでにゃ、
     酔いつぶれてますよ・・。
   え〜、江戸のむかしに「負わず借らずに子三人」とか「余らず過ぎず子三人」
     ・・とか云われてまして、子供は三人ぐらいが丁度よい、
        ・・なんて考えられていたんでしょうな。
    ・・かとおもうと・・「死なぬものなら子一人、減らぬものなら金百両」
   などという言葉も残っていますが、これだと少子化社会になってしまいます。
      ともかく、この頃ァ、子供はもちろん両親の子であるんですが、
   同時に長家みんなの子供でもあり、さらに町全体の子供でもありまして、
     みんなに見守られて育った。
    こんにちでも赤ん坊が産まれるときァ、母子の生命の危険がともないま
   すが、江戸時代には、その危険度はもっと高うございました。
      母親が赤子を残して命を落としたなんて話はよくあったことで、
   残された亭主は、赤子の乳をだれかから分けてもらわなければならない。
 これを「乳貰い」と云ったそうですが、こんなときてきぱきと母乳を確保してくれた
  のが、同じ長家に住む女房たちでございました。
   「親がなくとも子は育つ」とは、この乳貰いのことでございまして、
  母親がいなくとも、赤子は周囲の人の世話でちゃんと育つという意味でござい
  ます。
 え〜、一方「育てたように子は育つ」とか・・「親の背中を見て子は育つ」なぞとも
  云われておりますが子供さんを見てますてぇと、その親御さんがだいたい
   どんなあんべえの人物かってのが、想像できますナ。






熊 「おう、八。 おめえのとこは、PTAの父親面談に行ったか?」


八 「いゃ、まだ行ってねェ・・」


熊 「おれは、いま、行ってきたとこだ・・」


八 「どうかしたか?」


熊 「なんだか知らねェが、担任の先生がぼやくんだ・・・」


八 「なんて、ぼやいてるんだ ? 」


熊 「人間の子が欲しいってんだナ・・」


八 「なにを? その先生の子は、人間じゃあねェのか?」


熊 「そうじゃねェ、・・生徒のことだ」


八 「生徒は、人間じゃぁねェのか?」


熊 「うちのせがれは人間だ!」


八 「どうも、話が呑み込めねェな・・?」


隠居 「これこれ、二人ともどうした?」


熊 「へぇ、じつは、かくかく、あ〜でもねェ、
   しかじか、こ〜でもねェってわけなんですがね、
   ・・八のやろうが、ちっとも解からねェんで・・」


八 「あたぼーよ! 闇夜にカラスが飛んでるような話が解かってたまるかってんだ!
   ねぇご隠居、解りますかい? このやろうの云うこと・・」


隠居 「まぁ、まぁ、・・うむ、解るようでもあるが・・、いや、解らんな。
    すまないが、その"こ〜でもねェ"ってところを
    もう一度云っておくれでないか」


熊 「へぇ、・・こ〜でもねェ・・」


隠居 「う〜む、読めた!! その先生の言いたいことはこうだナ。
    学校に入学する前に、人間の子としての躾(しつ)けがされてない子が多く
    て困る。・・そういうことだろう」


熊 「そう、そう、そういうことなんで・・へぇ」


八 「始めっから、そう言ゃあいいんだ・・」


熊 「べらぼーめ、始めっからそう云ってるんでェ!」


隠居 「おまえさん達も、いちおう人の親だが、・・躾けはうまくいってるのかな?」


八 「へぇ、いちおう、親なんですがね,
   ・・躾けってぇほどの大それた仕事はしてねェッす・・」


熊 「へぇ、あっしも、とりあえず親でげすが、
   躾けとか、面倒臭いことはでぇ嫌いで・・」


隠居 「これこれ、あきれた手抜き親たちだねぇ。
    それにしても、昔は、たいていの家に"家風"ってのがあってナ、  
    一家の権威ある年寄りが、きちんと管理していたもんだが・・」


八 「いまは"家風"を持ってる家は、ねェんですかい?」


熊 「引っ越しのどさくさで、何処かに落っことしたかも知らねェな・・?」


隠居 「 これこれ"家風"は物ではない。その家の"おきて"と云うか、
    まあ、そのようなもんだ。 いまは、核家族時代になっちまって、
    年寄りと別居してる家庭が大半だからナ。
    そういった"おきて"なんかも、うやむやになっちまったんだナ。
    それと、出来ちゃった結婚が増えてることもあるな」


八 「へぇ、そりゃまあ、どうしてで・・?」


隠居 「出来ちゃったァ!? しょーがねェから結婚するか・・。
    生まれたァ!? まあ、なんとかなるだろう・・ってとこじゃないかな」


熊 「あっしんとこと同じだ・・」


八 「行き当たりばったりだな。 あっしんとこも、まあ、そうだけど」


隠居 「親となる心構えもなにも出来てないうちに、
    赤ん坊のほうが先に生まれて来ちまう・・」


熊 「その心構えってのを教えてくれる師匠が、何処かに居ねェんで・・?」


隠居 「そういう教習所は無い。
    だから無免許で子供を養育してるようなもんだナ」


八 「へぇ〜、あっしらは無免許運転してたんだ・・!」




   ・・・その翌日、PTAの父親面談で



八 「・・てェわけで、あっしらは無免許運転してましたんで・・」


教師 「・・・(この無責任おやじめ!) そうでしたか、
   ・・じつは、私も教師には向いてないような気がして、
   ・・目下、学級崩壊させてまして・・」


八 「・・・(このインチキ教師め ! ) 先生も大変でしょうが、
  ・・自信を持ってやってくだせぇ」


教師 「地震ならありますけど・・」


八 「えっ?・・してその心は?」


教師 「はい、・・毎日揺れてます」





             お後がよろしいようで・・




大統領選までのトランプの弾劾は五分五分?

2019-10-20 07:24:39 | 夢と現実のおとぼけバラエティー
アメリカの白人貧困層はトランプを絶対支持する一方で、富裕層やネオコン・
軍産複合体・共和党幹部などは、政治感覚がブッシュ(ジュニア) 元大統領に近
いペンス副大統領に期待を寄せているらしい。
上院の議席数は、民主党45・無所属(2)・共和党53となっている。
この数字の通りに可決されれば弾劾は否決される。しかし共和党内部にペンス
期待派が増えてくれば、トランプは弾劾され、後をペンス副大統領が引き継ぐこ
とになり、アメリカのこれまでの政策は変化する。