沖縄・台湾友の会

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鍛冶俊樹の軍事ジャーナル (2024年9月14日号) *自民党総裁選と核共有

2024-09-18 17:09:02 | 日記
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル
(2024年9月14日号)
*自民党総裁選と核共有
 自民党総裁選は9人が立候補しているが、軍事の視点で見れば、次期総理として合格点を与えられるのは、高市早苗しかいない。なぜなら彼女だけが、非核3原則の見直しに言及しているからである。
 故・安倍元総理は2021年12月に、「台湾有事は日本有事」と言い、翌22年2月、「核共有について国内でも議論すべき」と述べ、同年7月暗殺された。つまり、この二言は、安倍の遺言とも言うべき言葉なのだ。

 安倍政権下で国家安全保障局次長を務めた兼原信克は、今月4日の産経新聞で「台湾有事に際し、中国は戦術核使用の恫喝をかけてくるであろう。どのようにして中国の核の恫喝をはね返すのか。米国の戦略核は使えない。それは人類を滅亡させる規模の核の撃ち合いなる危険がある。ならばどのような米国の戦術核を北東太平洋地域に持ち込むことが最適解なのか」
 「日本防衛用と称して中距離ミサイルを米攻撃型潜水艦に配備して近海を遊弋させる」事が望ましく「その際、当然、核搭載原潜の日本寄港は認めることになる。」と述べている。

 要するに、核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」という非核3原則の見直しは必至であるにもかかわらず、これに言及したのは高市氏だけなのである。

 伽藍みーTUBEで自民党総裁選の概要について説明した。収録時、高市氏は出馬が確定していなかったので、高市氏への言及はないが、本音は高市推しである。
https://youtu.be/hXWCBV4_wpo?si=OpsndG_KT_nfPJZD