

今年は「イッタラ(Iittara)」にとって特別の年である。 会社設立から125年、アルヴァ・アールトの「サヴォイ・ベース」が誕生して70年になる。
その記念の年にイッタラは「Aalto\'s Voice」というWebフォーラムを立ち上げた。
1939年、アールトは 「Human side」と呼ばれる雑誌の発行を計画していた。
その雑誌が発行されることはなかったが、彼の思想は現代につながっていて、Web上のフォーラムは 「Human side」の現代版を目指しているという。
フォーラムでは、世界中の閲覧者とアールトのデザイン哲学を共有するためのプロジェクトを計画しているそうだ・・・。
会社創立125年、アールトの「サヴォイ・ベース」誕生70周年の記念の年に「イッタラ」が設立したWeb上のフォーラム 「Aalto Voice」。
その一つのプロジェクトとして、現代に活躍するクリエーター達が 「サヴォイ・ベース」のフォルムを引用しての作品を紹介している。
プロジェクトの第1弾として、フィンランドのファッションデザイナー ハンナ・サレン(Hanna Saren) とロンドンで活躍する日本人デザイナー トモコ・アズミ (Tomoko Azumi) の作品が紹介されている。
クリエーター達がアールトのサヴォイ・ベースのフォルムをどのように解釈し、表現するかは興味深い。
近日中に日本の建築家 板茂(Sigeru Ban)氏も登場との事、楽しみである。



Photos: Quoted from 「Aalto's Voice」 homepage.