ELECRAFT KX2 の中にクーリングファンを入れてみました。KX2はコンパクトで軽量なのに、出力10Wを出すことが出来ます。しかし実際の運用では、送信を繰り返すと発熱するため保護回路が働き、5Wにパワーダウンしてしまいます。外付けファン(USB扇風機など)で風を当てれば10Wで使えるのですが、スマートではありません。そこで、ハンディ運用以外では使わない「内蔵リチュウム電池」のスペースを利用することにしました。
組み込んだのは、USB DC 5V PC用冷却ファンファン(60mmx60mmx10mm)です。アマゾンで 700円くらいで売っています。上の画像のように、KX2の内蔵電池のスペースにピッタリ入りました。また、モバイル電池からファンに5Vを供給するケーブルも、裏ぶたの隙間から綺麗に取り出せました。
問題は、このファンでKX2の発熱を抑えてくれ、10W送信を繰り返し運用してもパワーダウンしないか?です。KX2内部のRFパワーFET×2個は電池のスペースから離れているし、基板で仕切られており、クーリングできるような隙間もありません。果たして上手くのしょうか??
結論から言えば、5Wにパワーダウンすることはありませんでした。KX2 出力10W、18MHz CW で「CQ」を繰り返すこと15分、なんとか発熱を抑えてくれているようです。実験したのが夕方だったので、日中なら外付けファンの出番があるかも知れません。しばらくテスト運用で様子をみることにします。
ちなみに、この モービルホイップとKX2 10W で18MHz CWの 「CQ」には応答がありませんでしたが、RBNで見ると弱いながらも「スキマー局」3局にちゃんと捕捉されていました!
DE JA4VNE
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