昨日の夜から降っていた雨は、今朝みぞれになって、午前中のうちに雪になりました。
2階のベランダはこれだけ積もりました。
昨日は暖かいっていうより暑いくらいで、犬たちは散歩の最中、ずっとハアハアだったのに。
この天気のせいもあるけど、今日はニコルの避妊手術をするため、房総はお休みしました。
避妊手術は辛いです。ごめんなさいです。
生まれてきて子孫を残すことを許されず、子供ができないわけでも、作らない選択をしたわけでもないのに、勝手に生殖器を取ってしまうことに罪悪感をぬぐえません。
仕方が無いのはよ~く解っているんだけど。
昔の話ですが、ノエルはてんかんの持病があって、先生が「避妊したからって発作がひどくなるとは言えないけど、麻酔とかであまり刺激しない方がいいかも。絶対にしなければいけない手術じゃないし」って事で、避妊をしませんでした。(25年前の事だから今とは違うかもしれませんが)
大型犬ですから、ヒート(発情期)中の出血はハンパない。家じゅう惨殺現場のよう。
散歩中、離れている犬に何度か襲われそうになりました。そういう時の雄犬は常軌を逸してる。猛り狂ってます。
何が何でも乗ろうとするし、その上ノエルちゃんたら尻尾を真横に上げて、受け入れ態勢になんかなっちゃったりして。
おいおい、行きずりの恋は許しませんぞ。
許せ!雄犬に蹴りを入れる私。私に噛みつこうとしながらノエルに乗ろうとする雄犬。バトルです。頭真っ白でその後どうなったが憶えていません。
そんな怖い思いもしたし、ヒートの度に興奮状態になって、家の中を1日中うろうろして、犬も飼い主もけっこうなストレスです。
その間3週間もあって、それが年1、2回あるんです。
避妊の理由はそれだけじゃなくて、避妊することによって子宮や乳腺の癌を含む病気が軽減されます。
最初の発情期を迎える前に避妊するのが、病気になるリスクを一番減らす事が出来て、発情期の回数を重ねる度にリスクが高くなると言われています。
先生によっては、体が未成熟のうちにメスを入れるのは好ましくないという考えもありますが、今は発情前が一般的なようです。
(ちなみに、ほたるもシュシュも一度目のヒートが終わってからでした)
ニコルは一昨日でちょうど8か月。いつ最初のヒートが来てもおかしくない月齢になったし、そろそろ訓練にも出したいので、思い切って手術しました。
さっき、無事手術が終わって麻酔から覚めたと病院から連絡が入りました。
先ずは一安心です。
だけどやっぱり…親犬から引き離した時、最初のごめんなさい。そして避妊手術は2度目のごめんなさい。です。