立秋が過ぎても、まだまだ暑さが納りませんねぇ。
こんな異常な暑さの中、甲子園の球児たちは熱い戦いを繰り広げています。
先週、我が千葉県代表の 市立船橋高校 対 沖縄 興南高校 の試合がありました。
市立船橋は15年ぶりに夏の甲子園に出場。
点が取れないまま苦戦しながらも同点に追いついた8回、決勝点を奪った9回、重要な場面でアルプス席で演奏されたのが『市船soul』でした。
「演奏するとチャンスが広がり、得点をあげられる」学校では“神・応援曲”と言われている、この曲。
病気のため、20歳の若さで亡くなった卒業生が、吹奏楽部員だったときに野球部のために作った曲です。
以下、試合後のインタビュー。
8回に同点タイムリー 森本哲星投手
「自分たちのハートを燃やしてくれました。甲子園とグラウンドが一体となっていて、応援のおかげで思い切ってプレーできました」
宮栄太朗主将
「『市船soul』が聞こえてきた時は、全員が“来たな”と思い、そこからしっかり攻めようという雰囲気になりました。千葉大会から『市船soul』のおかげで勝ってきたと思います」
結果、6−5で逆転サヨナラ勝ちし、初戦を突破したのでした。
こんな感動ドラマを見逃してしまった。
夫も「こりゃ、負けだな」と思って途中で見るのをやめた。と言い、船橋在住の友人も同じく、「負けると思って途中で散歩に出ちゃった。」そうで、この後のまさかまさかの逆転劇を見逃してる人多いかもです。
実は、この市船ナインを率いる部長(顧問)がなんと親友K子の息子なんですよ。
真ん中の座ってる人。生まれた時から知ってるT君です。今は市船の先生です。
まずは一回戦突破おめでとう!
そんなドラマを知ったのは次の日のラジオからでした。
その中で『市船soul』を題材にした『二十歳(ハタチ)のソウル』という映画が、市船の甲子園出場記念で特別上映していると知り、昨日久々に夫とふたりで観てきました。
どこの映画館も、この映画の上映が終わってしまっている中、うちの近くでは、ららぽーと船橋の東宝シネマだけやってました。
さすが、地元。ただし、日数も限られ、一日の上映も11:30からの1回だけ。
ネットで予約した時はまだ席が空いてましたが、当日は大きな劇場がほぼ満席でした。
映画の内容は…中盤からはとにかく泣いた。泣いた。泣いた。今までの映画の中で一番泣いたかも。
マスクの中は鼻水だらけで、取り換え用マスクを持参しなかったことを後悔しました。
実話なので、登場人物も高校も実名で、よりリアルに泣けました。
甲子園、二回戦以降の試合で市船ソウルが流れたら、メガホン持って大泣きしながら応援するよ。
フレー、フレー!イ・チ・フ・ナ! 頑張れ~!