おひさしぶりです!
暮れにUPしようとして書きかけた記事が、ふと気づけば1ヶ月経過・・・
遅ればせながら・・・今年も宜しくお願いいたしまーす!
大きな大きな出来事が沢山あった2011年が暮れ、2012年に突入して、すでに1月末。
相変わらず、震度5クラスの不気味な地震が、あちこちで起こり、気が抜けないですが、
とにかく怯えて寝こんでいるわけにも行きませんから、
今日を充実させて悔い無く生きる事に、価値基準をフォーカスして、
いつになく精力的に、楽しみをみつけようとしている今日この頃です。
2011年は、クライストチャーチ(NZ)の地震、東日本大震災と福島第一原発の事故、
夏のゲリラ豪雨、秋の台風、同時期に起きたアメリカ東海岸のハリケーン・・・
自らの無事発信と、友人知人達の安否確認、
そしてスポンサーありきのマスコミの流布する放射能情報に懐疑を抱いて、
判断材料になる真情報の収集・・・
インターネットのHP、特にtwitterを始めとする、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を
必死になって追った1年でありました。
gooのSNS“ひとこと”は終了してしまいましたが、その数ヶ月前から始めていた twitter、
更に最近になって参加したfacebook。
すでに私の生活のヒトコマとして、確固たる位置をしめています。
ネット上で、限られた言葉で発信される“人となり”は、
ある一部分だけなので、その人の実際のところはわからないという考え方もあります。
でも、しがらみがないからこそ、素の心で、気持ちを発信していたりする場合も多いのでは、と思います。
少なくとも、私は、ちゃんとその向こうには、心を持った「人」がいると思っていますし、
こちらも「心」を開いているつもりです。
実際に会って、話をしたり、食事をしたり、仕事をしている、いわゆる「リア友」が、
私の心の奥を知っているかというと、これも向き合っているのは一部だけだと思うのです。
そういう意味では、似たようなもの。
ただ、その相手から、更にその先が、繋がっているかどうか、
これは、ネットだけの切り捨てやすい関係と、リア友との大きな差がある事は否めませんが。
但し、実名で素性をさらして、コミュニュケーションをするfacebookというのは、
SNSとは言え、これまで友人たちとやりとりしていたメールと感覚が近く、
Twitterやブログとは、一線を画していると思います。
私の場合、facebookに関しては、素性を知っている人しか繋げていなく、
それ以外の人は閲覧できない設定にしてあるので、リアル生活のコミュニュケーション手段として
かなりの有効性を感じています。
当初、facebookというのは、なんでも情報がさらされると思っていたのですが、
特に親しい人と、そうでもない人と、閲覧可能範囲を分けられますし、
話はそのグループ内しか見られない設定もできるので、まっ、なかなか便利であります。
幼なじみに誘われて、何の気なしに始めたfacebookでありますが、
やり始めて、ある事に気づきました。
実のところ、ここ数年のうち、知り合いが2名、孤独死をとげております。
特に、古い仕事仲間で、ずっとフリーランスで仕事をしていた独身の友人の死は、
昨年、地震や津波以上に( 比べてはいけないけど)、私には衝撃的な出来事でした。
徹夜仕事で、明け方自宅マンションに帰り、布団に潜り込み、それから苦しくなって、亡くなったようです。
・・・脳梗塞だったそうです・・・
彼は、会社員のように毎日顔を合わせる人がいなかったので、すぐに気付かれず、2日後に発見されました。
この状況、昼も夜も、ほとんどの時間を一人で過ごしている私には、
ヒトゴトとは思えなかったわけで、ずっと、ショックの尾を引いておりました・・・
以前、独身の叔母が、緊急手術となった時に、普段を知らない親戚たちが、右往左往するのを見て、
連絡して欲しい人を書き綴った「おひとりさまの緊急連絡網」を作っておくと良いと提案しましたが、
このfacebookこそ、まさに現代版「おひとりさまの連絡網」として有効なのだと、思うようになりました。
例えば、「友人」でも、それぞれの学生時代の友人、仕事を始めてからの友人、留学時代の友人、習い事の友人とか、
それぞれは付き合いがあっても、共通の知り合いを持たない友人・知人も結構いるので、
もし、私が何かあっても、連絡が行かないだろうな、と危惧しておりました。
そこを串刺しにつなげてくれたのが「facebook」というわけです。
そして、一番仲のいい友人にだけは、私が留守にすると告げずに、
3日以上、誰の所に書きこみも、トピックスのUPもしていなかったら、
どこかで野垂れているかも知れないから、自宅と事務所を見に来て、と頼みました。
そして、もし何かあったら、その旨を、facebookで繋がっている人に連絡して欲しい、とも・・・
お正月に遊んでもらった友人宅のワンコたち。
私が瓦礫に埋まっても「ここ掘れワンワン!」 してくれる・・・予定の、心強い存在!!
私が瓦礫に埋まっても「ここ掘れワンワン!」 してくれる・・・予定の、心強い存在!!
実のところ、ここ数年、結構真面目に、単身者向けの「生存確認サービス」を物色しておりました。
しかし、既存のサービスは、単身のお年寄り向けのものばかりで、
いっそ、現役世代の単身者向けに、そういうサービスをする会社を立ちあげちゃおうかと、密かに思ったり。
でも、とりあえず、解決しました、facebookで。(予想外に~!)
おまけに、一生会えないと思っていた、海外にいる中学時代の友人ともコンタクトがとれ、
先週、30数年ぶりに(年がバレるけど)会いました。
これは本当に、嬉しかったー!!
なんと言うか、この年になって、また新たな人間関係が再構築されている感じがするんです。
みんな、利害関係のない友人と、繋がりたいんですよね、きっと。
子供も育って、あと10数年すると定年になったりして、持つべきものは友人だと、再認識している人も多いような。
強がりではなく、一人でいる事を、寂しいとか、そういう風に思わないのですが、
それでもね、やはり不安は色々あるし、一人で死んじゃったまま干からびるまで発見されないのは、
やっぱり嫌だなと、思うのです、正直なところ・・・
久々かつ、今年初めてのブログが、痛い話ですみません。
気持ちなおしに、パンダでも見て下さい。
よくわからないタイプの(?)パワーが湧いてきます。(笑)
(ギリシャのパンダチーズのCM集)
気持ちなおしに、パンダでも見て下さい。
よくわからないタイプの(?)パワーが湧いてきます。(笑)
(ギリシャのパンダチーズのCM集)
追記
いよいよ、1月31日でgoo homeそのものが無くなってしまいますが、
「ひとこと」が終了した後も、ずっとずっと私のhomeをのぞきに来て下さったみなさん、
「あしあと」嬉しかったです。この場を借りて、お礼申し上げますね。
ぜひ、ここにメッセージ残して下さい!