翡翠色 オパール色 風の声

おひとりさまの人生 感じて 考えて 味わって(?)
草花とメダカに癒され生きています

そのまんまスイートポテト

2011-01-15 | 1人の食卓たまに2人
昨年末に、友人宅にやって来た10月生まれのチビワンコ「月子(仮名)ちゃん」
このお宅には、グレーの同犬種の先輩ワンコがいるのですが、
月子ちゃんは、黒いので、ソファーで寝ていると、ちょっとしたショールが置いてあるが如く。
写真を撮っても、黒い固まりにしか見えず、なかなか苦労致しました。
はしゃぎまくっては、突然電池が切れたようにコトっと寝てしまいますが、それもまたカワイイ~!
またもや乳母(=翠)の目尻が下がりっぱなしです。


この月子ちゃんがやって来た翌日、さっそく会いに行ったのですが、
ちょっとした手土産にと、渋谷のデパ地下を物色したところ、
おやつでもご飯のおかずでもイケるかな、と思って大学芋を買いました。

いくつかのお芋の種類があったのですが、お店の人の「柔らかくて美味しいですよ」の言葉に惹かれて、
一番いいお値段の「安納芋」をチョイス。

それまで、サツマイモって、パサ付く感じがイマイチ好みでなかったのですが、
この大学芋、ちょこっとで、700円近くしただけはありました。
口に入れたら、とろけるんです! こんなに美味しい大学芋、初めてお目にかかりました。

ちなみに、安納芋というのは、種子島産のサツマイモの種類で、
水分が多く、糖度が高く、姿はまるっこいのが特徴のようです。

それから少しして、生協の宅配カタログに安納芋があったので、頼んでみました。
確か、値段は長細い普通のサツマイモより、少し高めという程度でした。



で、届いたのがこの3個。
畑の物は、何でも冷蔵庫に放り込んでしまう私ですが、
これは大事をとって(?)、いつもはフルーツ盛っているキッチンの鉢に入れました。

さて、大学芋はいささか手がかかるので、レンジでチンするか、焼き芋にしようと思い、
ネットで見たところ、低温でじっくり火を通す・・のが、この安納芋の甘さを殺さない方法との事で、
レンジでチンは却下。



洗った芋を1個づつ、アルミフォイルに包み、余熱なしの170℃のオーブンで、まずは60分。
で、竹串を刺してみたら、ぜんぜん硬かったので、更に20分。
で、小ぶりな方は大体OKで、大きめのはまだ硬い。
で、今度はアルミフォイルを開いて、更に10分。



ちょっと、そこの奥さん! 見て頂戴よ!! この蜜!!

と、思わず感動する程の、蜜のたらたら状態。 

明らかにすごいです、安納芋!

いわゆる喉がつまりそうなパサパサ感はなく、そのままで裏ごしをしたように
滑らかで柔らかな舌触り。

何も加えなくても、芋ようかんか、スイートポテトみたいなんです!!

で、思わず、スプーンですくって食べました。



とろけますぅ~!! ・・・あっと言う間に1個完食。
これ、間違いなく、リピ決定です!

・・・心無しか、体重が増えましたが、まぁ、自然食に免じて、許そう!


おまけ

年明けから、東京はぐっと冷え込んでいますが、陽ざしに随分助けられています。
メダカ達(特にナナとラナイ)は、姿が見えず、生きているのかどうか心配していたら、
この日は、水温も15℃以上になり、4匹揃って浮上。本当に嬉しかったです。
買ってよかった、ビニール温室! みんな元気で春を迎えるんだよー!!







秋晴れの上客

2010-10-11 | 1人の食卓たまに2人


遂に待ちかねた方がやって来ました!

その名も 新 米 さま で~す!!

しばらく前から、気に入って、リピ買いしている「おぼろづき」という北海道のお米。
これを買い始めてから、待ちこがれた、初めての新米のシーズンなんです!!




これまで食べた、はっとする程美味しいお米は3つだけです。

1つは、新潟に旅行に行った父が買って来たコシヒカリ。

スーパーで売っているコシヒカリは、全部ウソでしょ!?と言いたくなる程、
その甘み、旨味は、一生忘れられない程美味しかったです。
その後も、そこから取り寄せもしましたが、なんせ、かなりのお値段で(2kgで3000円位だった)
20代の貧乏夫婦には、買い続ける事はできませんでした。。。


もう1つは、祖母がくれるお米。

元々、祖父母は米屋を営んでいたので、そりゃ、お米には超うるさい訳で、
私が所帯持ちだった頃、栃木の祖母宅に行く度に、このあたりは大したお土産はないからと、
ピカピカに光る、とてつもなく美味しい10kg入りのお米を持たせてくれました。
袋には「栃葉印」とだけ記されていて、あとは収穫年度も、精米日も一切記載無し。
どうも、知り合いの農家が自宅用に作っている、たぶん農薬とか使わないお米らしい
という話を、後に父から聞きました。
その後、ネットが使えるようになってから、「栃葉印」を探しましたが、
どうしてもみつからず、幻のお米となっています。。。


そして、もう1つは、この「おぼろづき」

もちろん炊きたては美味しいのですが、どちらかと言えば、そこそこ美味しいお米。
でも、噛んでいると、じんわり甘みが広がってくるんですよねー。

それと、何より気に入ったのは、お弁当に持って行ったり、冷凍したのをチンして食べると、

「あれ!? なんか美味しいなぁ、これ・・・」と、わかっていても、毎回感激するんです。

だいたい、週一で2合から2.5合を炊いて冷凍し、それを、温め直して食べる
私の食スタイルには、とってもマッチしたお米で、かなりぞっこんであります。
そんなわけで、ここのところは、おぼろづきに定着しております、はい。



折角の新米ですし、今夜は“私にしては”マジメに夕食を作りました。
今日は仕事の関係で、昼食はハンパにしか食べていないので、いつもよりかなり多めです。



ごはん・・・いつもは半分玄米を入れるのですが、今回は新米につき、白米のみで炊飯。
       ちなみに、今回、おぼろづきの玄米も初めて取り寄せました。
       炊きあがるとピカピカ、ツヤツヤ。もちもちして、甘く、大変おいしゅうございました。


ナスと擂りゴマのみそ汁・・・「ためしてガッテン」で知って以来、ゴマ入りみそ汁がマイブームです。
       ただ、擂りゴマを食べる時に入れるだけなんですけど、すごく香りとコクが立ちます。


さんまの蒲焼き・・・塩焼きを食べたいところでしたが、冷凍庫に買い置きがあったのでチンしただけ。
       一応、大根は擂り下ろしましたが・・・


おかひじきとワカメのポン酢がけ・・・この年になって、突如おかひじきに目覚め、すっかりお気に入りに。
       何がどう気に入っているのかは、自分でも謎です。
       

カボチャの甘辛煮・・・カボチャの水分で、べしゃっとする事が多々ありますが、今回は成功。
       こういう煮物って、買うと味が濃いので、面倒でも作るとやっぱり美味しいです。


揚げ出し豆腐・・・元々、揚げ出し豆腐は大好きなのですが、自分で作るのは面倒で居酒屋メニューの定番でした。
       そうしたら、これを生協のカタログで発見し、生揚げっぽいと嫌だなーと思いつつ頼んでみたら、
       つるんとした食感で、予想よりも美味しくて気に入りました。


                                 



そうそう、今朝、こんな方もいらっしゃいました!



ランタナ ~ ハイビスカス ~ ミニバラ ~ 日々草 ~ アリッサム と、次々と飛び回って、
空へと消えてゆきました。
こういう楽しいひと時に、本当にシアワセを感じます。


それから、3日前に、やっと会えたこの子!



我が家では、ハイビスカスは秋の花なんです。
1番花は、先月出張中に咲き落ちて会えなくて、今年はもう終わりかと思っていたら、
鮮やかな姿をみせてくれました。ホント、感謝! 感激!
まだ2つ、蕾みが付いています。上手く咲いてくれると嬉しいです。


秋のシアワセ、まだまだいっぱい来て欲しいなー・・・


夏のあっさり甘味

2010-08-08 | 1人の食卓たまに2人
   残暑お見舞申し上げます 


相変わらず、あっつい日が続いておりますが、
皆様、体調を崩されたりしていませんでしょうか?

私は“そこそこ”元気ですが、日本から一歩も出ていないのに、まるっきり時差ぼけ。

ずっと、12時半頃に寝て、8時頃目覚める生活をしてきたのですが、
この初夏頃から、目覚めるのは5時~6時頃。その時差、約2時間。。。

早く目覚めるので、早く寝た方がいいだろうと、10時頃に寝てみたのですが、
4時には目覚めてしまい、どうやら体内時計のタイマーは、
6時間でアラームが鳴るようになってしまったようです。。。
(これって、お年頃っていう事かしら??)

これが毎日続くと、どんどん抜けない疲れがたまって来て、
帰宅後や夕食後、やたら眠くてウトウト。。。

そこで、ちょい寝をすると、更に夜眠れなくなって、眠りに落ちるのは2時過ぎだったり、
それでもやはり6時頃には目覚めるので、完全に寝不足に。

ついでに言えば、この暑さで眠りが浅かったり、エアコンで冷えて夜中に目覚めたり、
身体は振り回されっぱなしです。

あぁ、ぐーっすり、気持ちよく眠りたいよぉ~~!!


                                       



・・と、今日のブログに書こうと思っていたのは、そんな事ではなくて・・・


突然ですが、これ、何が鍋に入っているかわかります? 




羊羹に見えるけど、違うよね、と思ったそこのアナタ・・・

大丈夫! あなたの目に狂いはないです。まさに、お鍋に浸かっているのは羊羹なんです。


私は甘いものが好きですが、実のところ「すごく甘いもの」は苦手です。
濃厚な甘さと申しましょうか、輸入物のクッキーやパウンドケーキ、あんこたっぷりの最中やおまんじゅう、
昔から、ちょっと食べ過ぎると、胃がキリキリ、チャポチャポ。


私の実家は、商売をしていた事もあり、ほとんど切れ間無く、御菓子の頂き物をしておりました。
大抵の方は、渋谷のデパートで売られているものをお持ちになるので、
手土産の包み紙をみただけで、その味が一瞬にして舌に甦るという、密かな得意技があったほどです。

母のところにやって来た客人は、大抵の場合、こう言います。
「これ、××(翠)ちゃんに」

もちろん、みんなで食べるようにと差し入れてくれるのですが、すっかり我が物と思い、
中身は何か、うきうき、わくわく。

それがケーキやクッキーだったりしたら、天にも上る喜びで、
おせんべいだったら、ふーん・・という感じで、
和菓子だったりしたら、うへぇーと、がっかりしたものした。

高級な和菓子でしょうけれど、あんこの“ぽそっ”とする食感と、濃厚な甘さは、
子供の口には、あまり美味しいと思えなかったのです。
ばちあたりな事ですが。。。


我が家はみんな甘い物が好きでしたが、濃厚な和菓子を好むのは父に限られていました。
兄に関しては、あんこは一切ダメ。

そんな事もあり、頂いても延々と無くならない御菓子の筆頭が、羊羹でありました。
父だって、昼間は家にいませんし、夕食後に食べるには、さすがの父にも、濃厚過ぎたのでしょうね。

ある日、どこで教わって来たのか、母が羊羹を煮て、それを再度冷やし固めて水羊羹にする、
というのをやりまして、これが大好評。
なかなか無くならなかった羊羹1本が、1~2日で、みーんな売り切れてしまいます。


                                       


この、水羊羹もどき、どうするかと言うと、細かく切った羊羹(上の写真よりもっと細かい方が良い)を、
大体3~4倍量の水で煮るだけです。



焦げ付かないように、弱火で煮ると、こんな風に綺麗に溶けます。



それを器に入れて、粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やすと、きれーいに固まるんです。
ちなみに、これはかなり緩く作っているので、1つ1つの器にしていますが、
3-4倍の水で煮るならば、弁当箱で冷やして、切り分けるようにしても、大丈夫です。



こんな風に、あんが下に落ちて、涼しげなグラデーションになって固まります。


                                       


しかし、これを友人Mちゃん夫婦が遊びに来た時、デザートに出したら、顰蹙を買いました。

「もったいな~い! そのまま食べればいいのに~! 今度こんな事をするなら、私に羊羹ちょうだ~い!」 って。

まぁ、もっともですが・・・
ちなみによく頂くこの羊羹、虎屋のシロモノで、買うと1本2500円もする高級品であります。

お歳暮で頂いて、事務所で、ちびちび食べ始めたものの、
いちいち切るのも面倒で、なかなか食べきれず、端の所に砂糖も浮いて来たので、
家に持ち帰って、またまた水羊羹もどきにしちゃいました!
ごめんね、Mちゃん! だって、これ、美味しいんだもん!




お供は、水だしの濃いめの緑茶で。
この右のグラス、とってもお気に入りなのですが、京都みやげに頂いた、俵屋さんのオリジナル。
持ちやすいし、量もほどよいし、何を入れても合うし、便利で使いまくってます。

さて、この水羊羹もどき、食べやすくても、それなりの糖分含有量。
食べ過ぎには、気をつけないとね。

まだまだ暫く暑そうです。どうか、暑さと、冷えと、食べ過ぎにはご注意下さいね


追記 : 3匹のメダカ達は、その後☆になる事もなく、水温30℃の中、バトルしながら元気に泳いでいます。





冷房病と鶏そうめん

2010-07-25 | 1人の食卓たまに2人
 暑中お見舞い申し上げます 

しっかし、毎日、とてつもない暑さですねぇ。

実のところ、私は気温の変化に弱い、軟弱者でありまして、
ほら、いるでしょ、朝礼で真っ青な顔して、途中で保健室に行く子・・・
まさにそれでありました。

恥ずかしながら、どうも自律神経があまりよく働かないようで、
極暑の外と冷房の効いた屋内との出入りを繰り返すと、
微熱が出て、なかなか下がらないと言う状態に陥ってしまうのです。

この冷房病、軽いの重いの、何度かなっているのですが、
ドクターストップで仕事を降りたり、留学先から帰国しなければならなくなったり、
今に思うと、自らの不摂生で、随分とチャンスを逃してしまいました。

それ以来、強冷房からは逃れるようにして、なるべく扇風機で過ごすようにしているのですが、
さすがにこの夏は、熱中症になりそうなので、冷房の中へ。
要は、外に出た時との温度の急変させないようにすれば良い訳です。

外気との差が5℃以上あると、身体の負担が大きいそうで、
我が家の本日の冷房設定温度、30℃。扇風機も併用すれば、暑い事はありません。


                     


さて、こう暑いと、料理をする気も失せ(いや、暑くなくてもしたくない!?)、
作る時には、まとめて作って、次回の食事は簡単に、と思うわけで、
久々に翠家の夏の定番を作ってみました。


子供の頃は、自分の家の習慣は、世の中のスタンダードだと、まったく疑いもしなかったのですが、
大人になって、まわりを見回すと、どうも我が家はフツーではなかったと、
初めて気づいて、意外に思ったのが、そうめんの汁の事でした。

ほとんど料理をしない母が、なぜかこれだけは作ると言った、不思議な一品です。

名付けて・・・「鶏そうめん」



<材料 2-3人分>  
  鶏の挽肉・・・ 150g位
  干し椎茸 ・・・2-3枚 (水で戻して、薄くスライス)
  そうめん・・・適当
  麺つゆ・・・・濃縮タイプを適当 (もしくは、醤油・出汁・酒・みりん)
  ごま油・・・・少し
  生姜・・・・・ひとかけを擂り下ろす
  薬味・・・・・適量 (お好みで、シソ・ネギ・ミョウガ・生姜など)(七味やラー油もいいかも)
  のり・・・・・あれば、もみのりにする


 鶏の挽肉を生姜と共にそぼろに炒る。(焦げ付く鍋であれば、先に少量の油を)



 鶏の挽肉が火が通って白くなったら、椎茸のスライスを入れて、更に炒める。



 麺つゆを入れ、全体になじんだら、椎茸の戻し汁を入れ、煮込む。ちょっと塩っぱめ。
  仕上げに、ごま油をひと垂らし。

 素麺を茹でたら、鶏のつけ汁も器に盛りつけ、塩加減の調節は水を加える。



 あとはお好みで、夏野菜(今日は蒸しナス)を付け合わせて、もみ海苔や薬味と共に食します。
  冷やして食べる場合は、かなり濃いめに作って氷水を加えるか、冷蔵庫で冷やして下さい。
  但し、鶏の脂肪分が固まりますので、それを取り除かないと、口当たりは宜しくありません。
  私は、ぬるい汁の方が、おいしいと思うのですが。



                     

世の中、そうめんを食べる時には、鶏のつけ汁と共に食べるものだと思い込んでいた幼い日。

しかし、友達の誰の家でご馳走になっても、おそうめんの汁に鶏肉は入っていず、
更に、お蕎麦屋さんのそうめんには、キュウリや缶詰のみかんやスイカが入っているのを知った時の驚愕!

どうも翠家のそうめん汁は特殊だと思いつつ、まぁ、おいしいので、さして気にせず食べていたのですが、
ある時、これとかなり酷似したものに出会いました。
元夫の故郷の、小さなお店で、この時は本当にびっくりしました。

母の出身は大分。元夫の故郷も九州の北の方。
それなりに近い食文化圏で、この鶏そうめんは、郷土料理の1つだったんでしょうね、たぶん。
(ホント!? 九州の方、ご存知ないですか?)

そうめんだと、不足しがちなたんぱく質も頂けるし、薬味や野菜や海苔を加えて、
なかなかの栄養バランスかと思います。
鶏と干し椎茸と麺つゆと、トリプルの出汁で旨味もたっぷり。
もちろん、まとめて作って冷凍もOKです。

バテバテの夏、鶏そうめんで、栄養補給、いかがでしょうか?
どうか、みなさま、お身体ご自愛の程。


うっとりアスパラ

2010-05-20 | 1人の食卓たまに2人
今週、初夏の幸せ「極上で極太のアスパラ」が、北海道から届きました。
数年前、初めてこれを食べた時、あまりの甘さとジューシーさに絶句。
それからヤミツキで、毎年この時期を楽しみにしています。



さてこのアスパラ、どうやって食べても美味しいのですが、
以前、マトモな店なのに、なぜか深夜までやっている 不思議なイタリアンレストラン
「こんな簡単な料理を、結構な値段でレストランで出すのは、いかがなものか」と思いつつ、
あまりの美味しさに たまげた アスパラ料理がありまして、
それ以来、アスパラと言えば、この料理 (しつこいようだけど、料理って程の物でもない) 。
しかも、この簡単な料理を更に簡略化して作り、それでもやっぱり美味しくて、
1人で「でへぇ~」とニヤケて食べている訳で、
当然、この極上アスパラも、まぁ、このニヤケ料理 (と言う程の物でもないけど) にして、
食べる事にした次第です。

あー、話が長いんだっつーの!!


もったいつけましたが、では、作り方を・・・

まず、洗ったアスパラの裾の方だけ、袴をそぐようにピーラーで剥きます。
普通だと、裾の方は堅いのでポキっと折りますが、これは柔らかいので、5mmだけ切り落としました。
で、フライパンでやや堅めに茹でます。お湯には、塩をひとつまみね。
半分に切ってもいいですけれど、なるべく水っぽく仕上げたくないので、こんな感じでやってます。
このアスパラの袋に、サラダにする場合は2分と書いてあったので、1分半で引き上げました。
(1分でもよかったかも知れません。竹串を刺して、ゆだり加減を必ずチェックして下さナ)



んで、アスパラはザルにあげて、フライパンはさっと湯を流して、油を引き、
ごく普通に目玉焼きを作ります。



なんとなく卵が焼けて来たら、横にアスパラを入れて、軽く塩と胡椒を振り、
そこにパルミジャーノチーズの下ろしたの(粉チーズでOK)を振りかけます。
チーズの塩気によって、塩は加減して下さいネ。



蓋をすると、卵が適度に固まり、チーズは溶けたりカリカリしたり、アスパラが再び温まったりするので、
そしたら出来上がり・・であります。この時間は、30秒~1分ってところでしょうか。
くれぐれも火を通しすぎぬように。



で、うやうやしくお皿に盛って、ナイフで切りながら、卵をからめて頂くと、
うまっ! と、なるわけです。




この料理の正式な(?)名前は、「アスパラのオーブン焼き」で、
本来は、さっと茹でたアスパラを耐熱皿に入れ、卵を落とし、塩・胡椒・チーズを振って、
オーブンで卵が半熟になる迄焼くのが、おそらくイタリアンのスタンダードなのかと思います。
まぁ、フライパン1つで作っても、さして遜色はないです。

いずれにしても、超簡単で、超美味しい~!




最近のマイブームは、このオリーブオイル。
最後にちょっとかけるだけで、フルーティーで、どんな料理も“うっとり味”に仕上がります。

この日の付け合わせのカプレーゼ ( トマトとモッツァレラチーズ ) も、
冷凍してあったバジルにオリーブオイルとバルサミコ酢をまぜたものをかけましたが、
お皿迄なめたくなるような美味しさでありました。

パンを食べる時も、バターでなくて、このオリーブオイルをつけてます。
炒め物には、もっと廉価で癖のないオリーブオイルを使っていますけどね。
まっ、ささやかな贅沢、でもレストラン並みの味になる事、間違い無しですよん!
あと、このバルサミコと粉チーズも、極ウマでござんす。



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