秋も深まり、紅葉がきれいです。
冬がどんどん近づいてきますね。
ポニースクールで子供たちがやっている
お手入れについて、少々詳しくご紹介。
今日は「裏堀り」について。
裏堀りとは、ポニーの蹄(ひづめ)の裏に詰まった、おがくず・
泥や石などを掻きだす手入れ作業のことです。
その作業で使う道具を鉄爪(てっぴ)というので、
そのように言われることもあります。
なぜ、裏堀りが必要かというと、
蹄におがくずや泥などを詰まったままにしておくと、
蹄の角質が細菌感染をおこし腐敗する、
蹄叉腐乱(ていさふらん)という病気になってしまうからです。
馬は肢が病気になると、立っていられなくなり、
命にかかわる問題になることもあります。
なので、とても大切なお手入れなのです。
また、肢の外傷の有無や、蹄鉄(ていてつ)の状態を
確認する目的もあります。
裏堀りの手順は……文章で説明するのは難しい
実際にやってみるのがいちばんわかる。
さぁ、みなさんもLet's pony riding!!
(とか、宣伝してみたりして^^)
写真のように、肢の横にしっぽの方を向いて立つのが、
基本スタイルです。
腕のまわし方だったり、持ち方など約束事項が
いろいろあります。
馬の蹄の裏はこんな風になっています。
このⅤ字になっている部分に、
おがくずなどが詰まってしまいます。
裏堀り用の道具「鉄爪(てっぴ)」です。
爪で詰まったものを掻き出します。
タワシできれいに洗います。
水洗いすると、より清潔になるのと、
蹄の水分補給にも役立ちます。
この後にも、まだ手入れは続くのですが、
それはまた次回。
今日も大収穫!
我妻さんのお父様、ありがとうございます。
ポニーたちのやっほーいの顔を
お楽しみください。
<今日の1枚>
ぽんさんの孤独な土木作業は続く。