JASAファームでの出来事

(社)日本動物支援協会(JASA)=Japan Animal support Association=

今日のポニースクールについて。

2013-10-26 | お知らせ
おはようございます。
…雨ですねぇ。

雨ですが、今日のポニースクールは実施いたします。

ただし予定していたプログラム外乗はちょっと厳しいかもしれませんね。
本日のご参加を予定していらっしゃるは、その旨をご了承の上でお願いしたいと思います。
皆さんの参加をお待ちしています!

PON

明日の天気は…(ポニースクール参加予定の方々への連絡あり)

2013-10-25 | 日記
本当に毎日雨ですね
今も外は派手に降っています。
イヤんなっちゃいます

本来は今日も「子ども・被災地支援プロジェクト」の一環として、ふたば幼稚園にポニーを連れて出かける予定でしたが・・・やっぱり雨で延期になっちゃいました
ふたば幼稚園のみんなー!
来月行くから、待っててねー!

今日の芋沢も…


こんな感じです。
フィールドがプールみたいになってます
というわけで。

明日のポニースクール参加予定の方々への連絡です!

今のところ天気予報では、明日の午前中まで雨っぽいです
明日のプログラムは・・・


ポニーに乗って外へお散歩!・・・の予定なのですが、天候次第ではプログラムの変更もありうるということをご了承の上で参加いただきますよう、お願い申し上げます
(雨が止んだ時点で外乗へ出発、もしくは代替プログラムとなります。)

さらに。
今のところ台風はそれつつありますが、まだどうなるかわかりません。
朝の時点で大雨、強風、洪水等の警報が発令されている場合、安全確保のため、ポニースクールの中止もありえます。
中止の場合7時半頃、こちらから各ご家庭に電話で連絡させていただきます
また当ブログでも7時半頃、決行もしくは中止の旨をアップしますので、合わせてご確認下さい。

いずれにせよ、参加予定の方はカッパの持参をお忘れなく!!


今日のダイヤ


・・・ん?
毛布が置いてあるだけかと思いきや、よぉ~く見ると・・・


あ、いた。

以上、今日のダイヤでした

PON

ノーマンの蹄

2013-10-24 | 日記

毎日、毎日雨ばかりで嫌になっちゃいますね

自慢のモコモコの毛は湿気で少々ボリューム
出番がないアルパカたちです‥‥。


こちらは狭い馬具庫で雨宿りする男たち。

‥‥アルパカと違って愛らしくないですね

今日はかろうじて雨が降らずにいてくれた午前中に、ノーマンの装蹄をしに装蹄師の木幡さんが来てくれました。
いつもありがとうございます。

※装蹄についてはコチラをどうぞ。

装蹄前のノーマンの蹄です。


こんなにボロボロになっています


今月はみんなに笑顔を届けるために、いっぱい頑張ったもんね。


鮮やかな手際で‥‥


はい!この通り。


ピカピカになりました。



ノーマンは、みんなの笑顔をたくさん見るため、喜んでもらうためにいつも頑張っています。
その分、私たちは「ありがとう。」という想いを込めて手入れをします。
手入れをきちんとしてあげることで、蹄にかかる負担を少しでも和らげることができます。
馬にとって蹄は「命の次に大事」といわれるくらい大切なものです。

自分たちのために頑張ってくれたポニーたちに、「ありがとう。」の気持ちを込めて手入れをする。
ポニースクールに参加する子どもたちには、いつも言っている言葉です。
動物を思いやる心を持ってほしい。
きっとその心は動物だけではなく、人に対しても同じだと思います。
そんな心を持った素敵な大人になってほしい。
私たちはそう願っています。

KAO

ポニースクールの準備。

2013-10-23 | 日記
日曜日のプログラム「パチンコ作り」の試作品(零号機)が完成しました。





なかなかの出来だと思っております。
残念なのはPONさんばっかり遊んでいること。早く自分で作って欲しいものです。

みんな日曜日をお楽しみにい!


自然欠乏症

2013-10-23 | スタッフのつぶやき
平成25年10月22日の河北新報「“森里海”に学ぶ」より、一部を抜粋して紹介します。


「欠乏症」深刻

自然と触れ合う機会が少ない子どもには、成長過程で思わぬ障害が現れることがある。
じっとしていられない、集中力がない、友達とうまく遊べない、我慢できずかんしゃくを起こす。
こうした症状を総称して「自然欠乏症(症候群)」と呼ぶ。

身体的には平衡感覚に乏しく、よく転ぶ。成長過程で周辺視野が開発されないため、すぐ横で起きていることや横から迫ってくるものに気づかない。問題を放置すると、判断力に欠け、人と心を通わせることができない大人になる。


五感発達促す

原因は何か?文字通り、自然の欠乏だ。子どもは自分を取り巻く環境を手探りしながら世界を広げていく。
自然との触れ合いが五感の発達を促すのだ。

生活や教育の質を高めるハイテク機器を否定しないが、コンピューターやスマートフォンだけを相手にしていると、いつしか精神的にいびつになってしまう。



カナダやエチオピアなど世界各地で環境保護活動を行ない、80年から長野に住んでいる
C・W・ニコルさんのコラムより抜粋しました。



これらのことを逆に考えます。
つまり、子ども時代に自然とふれあう機会、経験をたくさん積み重ねるとどうなるのか。

我慢強く、集中力やコミュニケーション能力を身に付けることができる。
周囲で起きていることへの気遣いができ、咄嗟の判断力や思いやりの心を養える。
バランス感覚もよくなる。

全てがあてはまるわけでも、単純に上手くいくことばかりでもないと思います。
しかし、自分自身が長い間、ポニー(馬)とひとの間にいて、同じような感覚は、実体験としてあります。


極端な話、自然をポニーに置き換えても、この理論は成り立つと思います。


相手は生き物。動きます。足を踏まれたら痛いです。
何気なく手入れをしていても、子ども達はポニーの動向を気にしています…(痛い思いをして学ぶ場合も多いけど)。





走っているポニーの背では、手を放すのだって大変!


停止馬だってムズカシイ!


指先までピン!となってます。

写真では、その一瞬の様子だけしか見られませんが、この子ども達がここに至るまでの気持ちを想像してみて下さい。
実際に体験したことのある人はわかると思いますが、見ているのとやってみるのとでは、全然違います。

恐怖や上手くいかない悔しい思いを何度もし、それでも失敗をそのままにせず、諦めない心を持ち、克服してきた結果としての、ひとコマです。
ある子どもにとっては簡単なことでも、その子にとっては達成感に満ち溢れ、それが次への自信につながります。






お世話をする作業は無言ではできません。
もちろん、自分勝手も許されません。
相手を思いやり、我慢もし、いっぱい言葉を交わします。

年長者が年少者に。慣れている子が不慣れな子に。精一杯の自分の言葉で、教えたり教えられたり。
責任感や思いやり…が育まれます。

時にはぶつかり合うことも。それが自然でもあります。そういう経験も必要です。


ポニーを真ん中に置くことで、いろんなことができます。見えてきます。

ポニーとの関わりを通して…命について。思いやりや優しさ。食への関心も。
協同作業を通して…他者との関わりを。
そして、他者との関係を通じて、自分との関わり、自分自身と向き合うきっかけも作り出します。


少し前にTVで「子どもを犯罪から守るためにはどうすればよいか」的な質問に対し、東大生のグループが「学校に行かないで、パソコンでの通信教育にすれば良い。そうすれば犯罪に巻き込まれることは少なくなる。学校に行かななくても、パソコンがあれば家でも十分学べる」というような答えを出していました。

個人的にはとても違和感を感じました。
学校は、テストのための勉強をするだけではないと思っています。
集団行動や生活から学ぶことが多くあり、学校はその場でもあるはずです。


家庭での教育、学校での教育。
それらではできないこと、補うのが社会教育と考えていいのではないでしょうか。


「どんな子ども時代を過ごしたか」が、その人の生き方や人格形成に、少なからず影響を与えるものと考えます。

ポニーを含む自然。そこでの体験活動は、大切な、大きなことを教えてくれます。
JASAファームでは、子ども達の健全育成を考え、ポニースクール等のプログラムで、子どもの自立、成長のきっかけづくりをしたいと思います。




C・W・ニコルさんは、コラムの最後をこう閉めています。

人類の、日本の未来のために、自然にあらがうのではなく、理解し、共生する知恵を学ぶ~それは子どものうちに始めるに限る。





ありがとうございました。
あたろう