JASAファームでの出来事

(社)日本動物支援協会(JASA)=Japan Animal support Association=

思い思いに

2013-10-22 | 日記

木々が色づいてきました。
紅葉が進むごとに、寒さも増していきますね。


今日は時々霧雨が舞う、どんより曇り空の芋沢。
「子ども・被災地支援プロジェクト」の一環として、ふたば幼稚園にポニーを連れて出かける予定でしたが、このお天気のため本日は延期となってしまいました
台風26号が去ってほっとしたのも束の間、今度は27号・さらに28号まで発生し近づいてきています。
今後のお天気も心配なのですが、子どもたちに笑顔を届けるまでは負けないぞ

そんな訳で、思いがけずのんびりdayに変わって、嬉しいポニーたち。
ちょっとくらいの雨は平気なのだー。


ご報告が遅くなりましたが、ティアラのお母さん(馬主さん)よりティアラ用の新しい無口が届きました。
いつもありがとうございます。


届いた次の日に装着した写真です。
さすがはお母さんです。
調整もいらずにティアラにピッタリでした。


ピッカピカ
どう?似合うでしょ。


さて一方、寒さに弱いブーブーたちは身を寄せあうように寛いでいます。


これぐらが調度いいアルパカたちは元気ですね。
カメラを持っているだけなのですが、「おやつくれるの?」と寄ってきます。


そういえば、↑左からオリーブ(♀)・カカオ(♀)・ラッシュ(♂)の毛を刈ったトリオ。
JASAファームに来て早4ヶ月。
たいぶ毛が伸びてきたと思いません?

こちらがJASAファームに来た初めての日の写真です。




オリーブちゃんの首とか、あんなに細かったのですね^^
今のさわり心地もとってもいいのですが、モコモコになる日がちょっと楽しみです

放牧から戻ったポニーたちに、スイーツ王子からの嬉しい差し入れ。

食べているのはさつまいもの葉っぱです。
王子が育てた愛情たっぷりのさつまいもです。
ありがとうございました。

KAO

10月19日尚絅学園大学 尚志祭2013

2013-10-21 | 「子ども・被災地支援プロジェクト」
普段体験することのできないポニーの乗馬を通して一つでも学んだり、乗れた、触れたという嬉しさなどが自信につながったり、このことで子どもたちが笑顔になり、それを見ている親も笑顔になる空間を作りたい。

尚絅学院大学ボランティアサークルANDが企画し、実施された学園祭での「ポニー広場」は、このような目的で行われました。
震災の年から実施され、今年で3年目です。

第一回目、震災の年の目的は…


1、子どもたち、地域の方に、馬とふれあってもらい、その一瞬でも嫌なことを忘れ、安らぎの場として、おもいっきり楽しんでもらう。

2、ポニーふれあい広場のにぎわいで尚志祭を盛り上げる。

3、学生や職員の人にも馬に乗ってもらい、乗馬の楽しさを知ってもらう。



でした。

そして、この企画を立てたきっかけは、

「今回の震災を受けて、子どももおとなも心に何かしらを抱え、特に子どもは状況もよくわからないままで、でもどこかおとなや周りの雰囲気をさっし、おもいっきり遊びたくてもなんとなく、遠慮しているように感じられた。また、おとなも子どもも何かに集中しておもいっきり、楽しんだりすることが少なくなっている気がした。そこで、私たちのやっているボランティアのポニーのふれあい活動をいかし、なにかやれないかと考えた」

からだそうです。

子ども学科や人間心理学科で学び、保育士や学校の先生を目指す学生が中心のボランティアサークルANDらしさが出ています。

手作りのポニー広場は大好評で「またポニー広場をやって欲しい」という声が多く、昨年、そして今年も開催されました。

第3回ポニー広場
今年も学生たちの手作り感たっぷり。
企画も準備も運営も、学生がやります。頑張りました。





ノーマンに子どもと笑顔を乗せて…


パトラン休憩中・・・


1年生から4年生まで、総出です。


ポニーが来るのを、こんなにも待っていてくれる人がいるなんて…


みんな頑張ったね。

保護者の方へもおもてなし・・・「ポニーの魅力について」話しているのでしょうか。


お小遣いを握りしめ、今年も来てくれた女の子たち。
少し大きくなったね。
また会えたね。

そんな出会いが嬉しいです。
「ポニー広場」が、そんな場所になるといいですね。






ボランティアサークルANDのメンバーは、JASAファームの活動を支えてくれています。
団体の受け入れやポニーとともにの時に、お手伝いに来てくれます。

ただ、それを「お手伝い」や「ボランティア」にとどまらず、お互いにとっていい刺激、良い影響を与え合い、学びあえる関係でいるべきだと思い、伝えています。

保育士を目指している彼らにとって、子どもと関われる場所は、大切な実習の場でもあります。
JASAファームという仕事の“現場”に関わることは、社会を経験する場でもあります。

保育士や先生になる前に、まずはきちんとした「いち社会人」でなければなりません。
専門的な技術や知識ではなく、社会に出る前に知っておいた方が良い、知らなければならないことがたくさんあります。

そういう事を学べる場、教えてくれる人がいるところとしてファームを利用してくれたら…いつもそう話しています。
社会に出る前の準備をお手伝いできるように、ファームスタッフも意識しています。


そういう意味で、JASAファームではボランティアをしてくれる学生たちを「インターン」と呼んでいます。


もちろん、彼らがファームに関わってくれることで、我々も助かります。
子どもが好き!な彼らが、ポニーと子どもの間に入ってくれることで、その空間がパッと明るくなります。
元気になります。
人手が多くいることで、子ども達の安全を守ることができます。それはすなわち、楽しめるという事でもあります。

彼らがいることで、今の子ども達が、楽しめ、学べます。
これからの子ども達のために、彼らに経験を積ませます。教えます。



思いやりを育む未来への事業

それは、彼らのような世代、ボランティリーダーの育成でもあり、JASAの活動のひとつでもあると考えます。

あたろう







GO ONE STEP ゆりあげ音楽祭2013

2013-10-20 | 「子ども・被災地支援プロジェクト」
10/20(日)は『GO ONE STEP ゆりあげ音楽祭2013』にアルパカを連れて行きました!
このゆりあげ音楽祭は、東日本大震災で甚大なる被害を受けた閖上で行われた、24時間ノンストップ野外ライヴです(正確には進行の都合上、25時間になりました)。
我々も少しでも力になれればと、アルパカたちに出動してもらったわけです。


ライヴ会場の一角にアルパカスペース、設置完了。
隣接するゆりあげ港朝市の開始に合わせて、アルパカたちも6時ごろ登場。
…が、あいにくこの日は朝から雨が降ったりやんだり。










それでもたくさんの方々がアルパカとのふれあいを楽しんで下さいました。
ライヴを見に来た方、音楽祭のスタッフさん、朝市にやって来たお客様方、そして朝市で働いている方などが次々とやって来ては、「かわい~」「はじめて見た!」「モコモコしてるー!」などなど、ラッシュとコットン、大人気
微力ではありましたが、音楽祭に貢献できたかなと思います。

写真にちょこちょこ登場しているのは、いつもJASAファームのお手伝いをしてくださっているいちかわさん。
真夜中に登場したバンドを観にいらっしゃっていたのですが、この日も朝からお手伝いをして下さいました。
寒い中、本当にありがとうございました!


ラッシュとライヴステージ。


コットンに傘を差し出してくれた、優しい女の子。


ぬれた毛を焚き火で乾かすラッシュとコットン。


会場でインタビューを受けるあたろう。

結局、ずーっと降ったりやんだりの天気だったので、大盛況!という訳にはいきませんでしたが、それでもあの閖上で24時間ぶっ通しのライヴをやれたということには大きな意義があると思います。
音楽の持つ力は、そして動物の持つ力は、みなさんの心に何かを残したと信じたいです。
スタッフの皆様方、本当にお疲れ様でした!!

それから会場ではたくさんの方から差し入れをいただきました。
本当にありがとうございました!
おかげでおなかいっぱいになりました
(いろんな意味で)来年もぜひお手伝いさせていただきたいです。

PON

尚志祭

2013-10-19 | 日記

尚絅学院大学「尚志祭」ポニー広場スタートしました。

子ども達の笑顔のために!
学生の手作りの広場です。

乗馬100円
人参100円

お待ちしてます!

10月はイベントがめじろ押しです。

2013-10-18 | 日記
JASAファームでは連日、ポニーやアルパカたちが出張の日々に追われています。
今日(10/18)ははぐくみ保育園にポニーたちを連れて行きました。
(はぐくみ保育園での様子は後日報告いたします。)


保育園には尚絅学院大学のサークルANDのメンバーがお手伝いに来てくれました。
そしてその尚絅学院大学では明日と明後日(10/19・20)に「尚志祭」が行われます。


19日にはポニーを連れて行きますよ!
時間は11:00~15:00。
皆様のお越しをお待ちしておりますので、ぜひポニーに乗りに来てください!


それから20日(日)はゆりあげ音楽祭2013の会場にアルパカを連れて行きます。
今日はその会場に、アルパカ展示用の柵を設置しに行ってきました。


明日の正午から始まる音楽祭に向けて、会場の設営が急ピッチで行われていました。


ちょうど日が沈むところ。
きれいな夕日だなぁ…と思うより、寒さが勝っていましたが
海沿いで風が強い可能性もありますので、来場予定の方は暖かい格好でお越し下さい。
ゆりあげ港朝市のすぐ隣が音楽祭の会場となっており、アルパカも朝市の時間に合わせて6時ごろ登場の予定です。
朝6時からはライヴ会場へも無料で入れるようになるそうなので、ぜひお越し下さい!


さらに。
以前のブログ記事でもお知らせしていた通り、10/17(木)~31日(木)までは仙台市市民活動サポートセンター(通称サポセン)の5階交流サロンでは、「JASAファームキャンプ ポニー・アルパカ絵画写真展」を開催中です!
19日(土)と20日(日)は夕方まで、会場でJASAファームスタッフが皆様のお越しをお待ちしております。
みんなの力作を、そして素敵な笑顔を見に、ぜひ会場へ足をお運び下さい。

会場設営の様子をぞうぞ~。



PON