イタグッチーのアニマルな日々

ワンコ6頭とニャンコ1頭に翻弄される毎日

おいでやす名張(後編)

2014-05-09 18:21:15 | 今日の出来事

次にやってきたのは木津川渓谷にある岩倉峡

 

文字の間にちょっと気の早いカタツムリさん

 

 

そして...

 

 

来たよ~!

 

シオンちゃんがやってきました~

途中、様子を見に帰ったら元気だったんで途中参加です♪  うれし~い

 

 

全員集合で岩倉峡散策スタート

 

目指すはあの吊り橋

 

はい到着!  こちらの “しあん橋” 長さが118mもあるんだって~

 

体重に若干問題のある2人ですが、とりあえず挑戦!

 

吊り橋の真ん中から見える眺望はスバラシ~  前の日が雨だったせいかやや濁り気味ですが、普段なら水も綺麗な渓流なんだって!

 

けど真下を見ると... ひえぇ~っ! 足がすくむ

 

後ろから揺らしたり、ドタバタ走ったりしてハシャぐ中年男女(笑)  いや~キモいわ~

 

 

オトンとオカンの悪ノリに付き合わされるこっちは迷惑やけど、とにかく吊り橋ミッションクリアやで!

 

はいゴメンなさい(しら~

 

あそこの一家、騒がしいわね~

 

 

まだまだ散策は続く  溝を掘ったようなこの通路、実は昔の水力発電所の導水路なんだそうです。

ちなみに寒くもなく日差しもきつくないのに嫁がフードかぶってるワケは...

 

 

油断すると頭の上にイリュージョンしてるヤツラが落ちてくるから

 

旧:岩倉水力発電所の案内板

今では歩いているこの導水路と一部の遺構を残すだけですが、明治中期に伊賀地域で最初に電力供給を行った発電所なんだそうです。

当時の発電は、運んできた水を山の傾斜などを利用して流れ落ちた水の力でタービンを回していたので、複雑な地形の木津川渓谷は水力発電に適した場所だったのでしょうね。

その後、電力需要の増大によって供給が追いつかなくなり、案内板にも書かれている通り台風水害により閉鎖されたそうです。

 

 

発電所周辺は竹やぶになってますが、ニョッキリと竹の子が生えてます。

 

こちらはずいぶん立派になって、竹の子というよりもはや若竹?

 

イタグッチーの感覚だと、公園に竹の子生えてたら掘り起こしてもってっちゃいそうなモンなんだけど、この辺の方々はあまり掘りに来たりしないようです。

 

で、誰も持ってかないもんだからあちこちでニョッキニョキ... いくらなんでも生えすぎじゃね?

道の真ん中に生えてるヤツとかはたま~に蹴り倒してるらしい... わ・ワイルド~(笑)

 

 

さてお次の場所へ向かいますか~

 

 

隙なくスケジュールを組んでくれたさらさらぴこさんのおかげで無駄なく観光できてます

 

 

やってきたのは忍びの国 伊賀上野

 

なにやらそこらかしこに忍者装束の人々... OH ジャパニーズニンジャハマダイタノネ~!

と、外国人観光客が喜びそうないでたちですが、ちょうど年に1回の忍者フェスティバル(だったっけ?)の期間中で、コスプレの方々も貸衣装屋さんとかで借りたりしてるそうです。

 

 

我が家も忍者風な方々についていきます。 目指すは伊賀上野城

 

 

今年初の藤の花観賞♪ 

 

バケットの背中で完全に隠れているのは俳聖殿といって、伊賀上野が誕生の地であった松尾芭蕉の誕生300周年を記念して昭和17年に建設されたものなんだそうです。お堂の形は旅装の芭蕉をイメージしたもので、屋根が笠、下部が顔、下層のひさしは蓑と衣姿をあらわしてるそうで、お堂の中には芭蕉の像が安置されてます。

 

上へ上へと登って

 

 

はい!やってきました伊賀上野城

 

元々は室町時代、伊賀国守護職だった仁木氏(肥後細川家の源流でもある)の砦(守護所)があったが、織田信長の伊賀平定・さらには豊臣政権下において度々守護職が変わっていった。

筒井定次の時代に大手門や二の丸、三層の天主などを増設し現在の城の基礎が完成。またこの時に関が原の戦いが発生すると筒井氏は徳川方の東軍に与し、その後に伊賀上野藩を立藩することとなる。

時は流れて8年後、いよいよ徳川と豊臣との対立が不可避になると、大阪城を包囲する上で戦略的に重要な位置を占める伊賀上野に伊予宇和島から築城の名手であった藤堂高虎を入城させ来るべき大戦に備えることになる。

伊賀上野に入った高虎は城の大改修を行い、堀も大阪城より高いものへ改め、新たに五層の天守閣を建築。だが翌年襲った台風によって完成間近だった天主が崩壊、しかも大阪の役で豊臣が滅亡したため城の備えが不要となり、以後は天守が再建されること無く明治を迎えたそうです。

 

現在の天守閣は伊賀上野出身の政治家 川崎克が投じて昭和10年に再建した総漆喰の木造三層の天守ですが、五層だった天守台に三層の天守を建てたため敷地の半分程度しか利用しておらず、歴史的考証もなされていないそうです。(歴史的考証より純和風へのこだわりのほうが強かったのだとか)

ちなみに先に紹介した俳聖殿を建立したのも、この山崎克さんなんだって! 地元愛の人やったんやね~

 

 

天守閣をバックに記念撮影

 

 

長年 “日本一の高さの石垣(30m)” と謳ってきた伊賀上野城の高石垣、どうも調べてみると香川の丸亀城のほうが高かったらしい(60m)

とはいえ丸亀城は4層の石垣の総延長が60mなんで写真のようななんとも曖昧な表示になってる... のかな?

なかなかユーモアのある書き方

 

 

はいコチラが日本で1・2の伊賀上野城の高石垣です(笑) とはいっても立派な石垣! さすがは藤堂高虎の作った城

 

石垣の上から上野盆地を見渡せます

ちなみに左下の建物はバナ兄さんの母校で、平井堅が後輩なんだそうですよ~

 

 

いろいろ回ったツアーの締めくくりは、お城の近くにあるドッグカフェ(バケット邪魔

 

1日中歩いてお疲れ気味のルージュは膝の上でネムネム~

 

膝の上乗り損ねのバケが抗議の視線... オカンに言えや~

 

クンクンクン!  何かイイニオイのものが運ばれてきたわよ~

 

当たり~♪  メチャうまそうなワッフル

 

匂いにつられてバケが小屋(テーブル)からニョッキリ... あぶね~食べられるトコやわ~

 

ほかほかワッフル柔らかくてオイシ~♪  満足じゃ!

 

 

カフェで楽しくお喋りして、午後4時過ぎにお別れ~

さらさらぴこさん、1日付き合っていただいてありがとうございました♪

いっぱい観光したんで満喫ですが、また是非是非誘ってくださいね~