7月1日(日曜日) 我が家の愛しい愛しいルージュが天に召されました。
9歳と11カ月と305日で、私たちの手が届かない場所へ旅立ちました。
もうルージュには画像の中でしか会うことができません。
本来ならばもっと早く報告すべきところでしたが、突然のことで受け入れ難く、また喪失感に打ちのめされていたため遅くなってしまいました。
翌日、雲一つない晴天の空の下、無事に送り出すことが出来ました。
冷たくなってしまっても変わらぬ美人な顔、眠っているように穏やかでした。
抱っこしてやると、いつもの骨ばった身体、いつものルージュ... いまにも普段通り『ギャウギャウギャウ』って怒りだしそう
ああ~ このままでもいいから、ずっと置いておきたいよ
でも、それは叶わぬことです。
最後に着ていた服、いつもピコピコ鳴らしていたオモチャ、食べさせることのできなかったオヤツ、そしていっかいの花々に囲まれて...
2時間後に我が家へ戻ったルージュは小さな箱に納まってました。
少しだけ分けてもらったお骨は、いつも一緒に出掛けられるよう小さな入れ物に入れました。
情緒が不安定になっていた私たち夫婦のために、当日も火葬の時も遅くまでお友達が付き合ってくれました。
泣けない私たちのためにいっぱい泣いてくれて励ましてくれて、でも虚脱状態だった私たちはロクに感謝も言えず...
今更だけど、最後まで付き合ってくれて本当に有難う! そして辛い思いさせてゴメンナサイ。
インスタグラムにだけ、短く訃報を書いたのだけれども、翌日から1週間途切れることなく続々と花が届き
ルージュの周りはお花でいっぱいになりました。
主役がどこにいるかわからないくらいに(笑)
あまりに毎日くるので、同じ花屋さんが3回も訪問して終いには「ココの家どうしたんです?」と聞かれる始末に...
嬉しいね、皆さんのルージュへの愛情に本当に感謝です。
毎日届く花に喜びつつ、こんなに愛されたルージュを失う結果になったことに悔しさとも後悔ともつかない感情が押し寄せては引き...
1週間は正直、自分たちも死んでしまいたいと思うほど欝々とした状態でした。
何もない所で突然泣きだし、感情が不安定故に仕事も帰宅するように指示されたり...
家に居ても車に乗っても外に出かけても、どこもかしこも
ルージュ・ルージュ・ルージュ・ルージュ・ルージュ・ルージュ・ルージュ・ルージュ・ルージュ・ルージュ・ルージュ・ルージュ。ルージュ・ルージュ・ルージュ・ルージュ・ルージュ・ルージュ。ルージュ・ルージュ...
我が家の雰囲気も変わりました。
朝に晩に、いちばん賑やかだったルージュが居ない我が家は寂しい。
一見いつも通りに見えるワンズも、時折騒がしい姉を探すようなしぐさをします。
いつも一緒に寝起きしていたジャスパーは、食事以外いつもの寝床から動こうとしません。
4週間が経ちますが、いまも以前のようには戻りません。
4週間経ちますが、いまも思い出すと涙があふれます。
4週間経ちますが、まだルージュの写真を見るのが辛い。
4週間経ちますが、家のあちこちにあるルージュの使ったチョーカー・大好きだったオモチャなどを見ると呼吸が止まりそうになるほど胸が締め付けられます。
4週間経ちますが、食事を作ってやるときに1皿少ない用意に違和感が消えません。
4週間経ちますが...
でも4週間経ち、嫌が応にも薄れゆくルージュの存在... 苦しさの開放への安堵とこの感情への嫌悪感
いまでも頭の中はグチャグチャ・モヤモヤ...
色々モヤモヤとしたもので頭がグチャグチャしていた4週間でしたが、こうやって皆さまへの報告を行うことができるようになったのは一つの区切りがつけたからなのではとも思っています。
写真も辛いながらも見ることができるようになりました。
まだまだ尽きることがない悲しみの中ですが、後ろを振り向きつつ、前にも進んでます。
また、たまに振り返ってその笑顔を見せておくれ!
ルージュ、ありがとう
とりとめもない文章でお目汚しかと思いますが、お付き合いいただき有難うございました。