だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3 鳴かないホトドキスなら・・・《フランク・ストラジャー(as)》

レコード①の個性き出し「投げやり」演奏から2年。
この③「トモ過ぎ」でつまらない・・が巧い。
 個性&巧さのアンバランス?だから「かず飛ばず」か? 
③『March Of The Siamese Children/Frank Strozier(as)』(62)
フランク・ストラジャー(as,fl)、ハロルド・メイバーン(p)、ビル・リー(b)、
アル・ドリアーズ(ds)。

随分と肩の力を抜いてラックスした
登場、丁寧にフレーズを吹いている。
①の「げやり」は何処へ、
渾身の力を込めた力強さは何処行った。
①、②、③と毎年連続しての録音だが、3枚各々同一人物の録音とは思えない。
ともなストロジャーでは、聴く意味が無い。
巧いと、言ったらそのとおりだが、個性が無ければS.クリスを聴く方がマシ。

彼の質は初リーダ作①『ファンタスティック』に現れている。
「投げやり」「無鉄砲」「奇天烈」「豪放」が本質では?
本質の欠落した②、③は単なるテクに走っているだけ。

ツマラナクしている、もう1つの理由は。
ドラム、ベースが「タンタン」と、4ビートを演ってるだけ。
ピアノに色気もスイング感・ブルース感も無い。
リズム陣とのインタープレーが無いから、リル・緊張感が無い。
だから「かず飛ばず」で終わったのか。
②、③と比較すると①でのウイントン・ケリー(p)の良さが浮き彫りに。

個性&巧さのバランスとは?・・に気付かされる1枚ではある。
 

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