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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 鳴きじゃくる!異郷の地《(Jamaica)ジョー・ハリオット(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ジョー・ハリオット」のレコード紹介です。♪~♪
 
エネルギーの塊りが、うように!
ジャマイカの血、ぶち込む人生最期のパワー!
6年後(45歳)に他、USで活動していれば・・
 
一句
“ジャマイカの 湧くサックス 鳴きじゃくり”

①『スウィング・ハイ』(67)
《Swings High/Joe Harriott》
ジョー・ハリオット(as)、スツ・ハマー(tp)、
パット・スミス(p)、コレジ・ウッド(b)、フィル・シーマン(ds)。
 
《(Jamaica)Monty Alexander Blog紹介》

この演奏、やってることは淡々とだが。
エネルギーの塊りにわれてるような・・。
録音のせいか、刺々しい音が向かってくる。

粗く雑で乱な音。
一生懸命だから、エネルギーの熱量は半端ではない。

タイトル「スウィング」、何てレベルではない。
ハードバップだが、余りにもイテンション。
だから「スウィング&ハイ」か。

しゃくり上げるアルト、突んく高音は悲鳴。
人生最期のパワーをぶち込んで来るような。
アルトの正常なスタイルを、超えたか。

自由奔放に吹きまくる音は、雑なようにも。
鳴きじゃくるアルト、可想な気もして。

こんなハリオットは、ジャマイカ出身。
同郷のモンティ・アレキサンダー(p)は有名人。
ハリオットはUSへ渡らず、UKで活動した。
 
一句
“ジャマイカの 湧くサックス 鳴きじゃくり”

UK(英)の地が、今イチの知名度になったか。
この方、70年代はリージャズへ移行。
余計に無名畑・真っしぐらの路線へ。

当①は39歳(28年生)での演奏。
ところが、6年後に他してしまう。
USで活動すれば、明るい世界が開けたかも。
 
♪~♪  鳴きじゃくるアルト、この一生懸命さが取りになったのか。

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