№5 結婚休業中製作！だる～いBGMジャズ《タル・ファーロウ(g)》

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　　　　ジャズギター「タル・ファーロウ｣のレコード紹介です。♪～♪

 

ハロルド・アーレン作曲の歌物アルバム！

「ボソ・ボソッ～」太く・丸い音、「ダル～イ」感じ！

結婚・休業中作成の単なるBGMジャズ？！

一句

　　　“　だるいジャズ　休業返上　力作は　”

⑤『ミュージック・オブ・ハロルド・アーレン』(59)
《Music Of Harold Arlen/Tal FarLow》
タル・ファーロウ(g) 、フランク・ウェス(ts,fl)、ディック・ハイマン(p)、

ウェンデル・マーシャル(b)、オシー・ジョンソン(ds)　他。
《YouTubeリンク：https://youtu.be/uXs8o3Q7wck?list=OLAK5uy_nFU28fKKXVuBNAXyR5ChJAUXfr5R1tiA0》

タルは58年に結婚し引退、このレコード⑤は引退中の録音。
約10年間活動を停止し、69年に「Return Of Tal Farlow」を発表。

(レコード⑥で次回紹介)

ハロルド・アーレン作曲の歌物を収録したアルバム。
テーマが歌物だから、殆どの曲が優しくゆったりと流れていく。

太く・丸味をおびたギターの音が「ボソ・ボソッ～」と。
「リラックス」と思えば体裁はイイが、「ダル～イ」感じともいえる。
ゆったりリズムの中に速弾きフレーズを混ぜ、飽きさせない努力も・・。

　　一句

　　　　　“　だるいジャズ　休業返上　力作は　”

少しエッジの立ったテナーが入ると「グッ」と音場が引き締まる。
テナーでジャズの香りは強くなるが、ギターだけでは香りが薄い。

単なるBGMジャズか？！これが、ヴァーヴ・レーベルの特徴。

 

《Tal FarLow Blog紹介》

①『The Tal Farlow Album』(54,55)　№1　激変！！ギター人生培う極太音《タル・ファーロウ(g)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

②『The Interpretations』(55)　№2　樽(タル)の音はドラムに勝る《タル・ファーロウ(g)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

③『The Swinging Guitar』(56) 　№3　タル＆コスタ！双子・二人三脚《タル・ファーロウ(g)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

④『Fuerst Set』(56)　№4　相撲協会運動会？ギター＆ピアノ《タル・ファーロウ(g)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ