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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 A.ライオンが愛した3大テナー《ティナ・ブルックス(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ティナ・ブルックス」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
オーナ・A.ライオンにされた男だが!
生存中リリース作品はたった1枚
抜群の演奏、よっぽど行が悪かったか?
②『トウルー・ブルー』(60)
《True Blue / Tina Brooks》
ティナ・ブルックス(ts)、フレディー・ハバード()、デューク・ジョーダン(p)、
サム・ジョーンズ(b)、アート・テイラー(ds)。
《A.ライオンが愛した3大テナー Blog紹介》

ブルーノート社の設者、オーナー兼プロデューサー、
アルフレッド・ライオン。
全てを握った彼が、愛した3大テナーマン。
ハンク・モブレー、ティナ・ブルックス、アイク・ケベック。

今回はティナ・ブルックス、28歳の録音。
生前リリースの作品は「ったこれだけ」のリーダ作品。
オーナーに愛された彼が何故、1枚しかレコードが無いのか。

A#1「Good Old Soul」、テーマが格好イイ。
風船を膨らませ、何時爆発するのかキドキ・ワクワク。
その感覚がこのテーマにはある。

ミディアムテンポで、ロングトーンを鳴らし続け、吹き上げる。
この力強さが、「やるせなさをち破る」感覚を抱かせる。
音質の表面はザラツキ感があり、とにかく「らしい」。
気の緩みも無く・力一杯吹き鳴らす。

アドリブフレーズが他のテナーマンと違う。
「巧い」とか「メロディアス」とは、言えない。
自然な上り・下りのフレーズに緊張感がある。
B級秘蔵盤にしたい、1人で喜ぶアルバムだ。

ライオンが愛したテナーマンだが、何故1枚しかないのか?
彼は「素行が悪い」ようで酷かった人間、とのこと。
悪たれはつくし・態度がく・遅刻はしょっちゅう。

急に何処かに行き、録音しようにも「なかった」。
こなんだから、誰もメンバにならなかった。

こんな奴と思って再度聴くと得出来るような演奏。
ブルックスの演奏は気に入ったんだが。
 
♪~♪  素行の悪い社会人と思って、好良いテナーをお楽しみ下さい。

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