だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 狂信的ドライブ感《ルー・レヴィ(p)》

ベース、ドラムがピアノをい掛け回す。
先喰いピアノに「ライラ」感もつのる。
B.パウエルの姿が裏に浮かぶほどに・・・。
①『ザ・ルー・レヴィ・トリオ』(54)
《The Lou Levy Trio/Lou Levy(p)》
ルー・レヴィ(p)、ハリー・ババシン(b)、ラリー・バンカー(ds)。

西海岸でこれだけドライブ感タップリなピアニストは他に居ないだろう。
マーティー・ペイチと比べれば、レヴィの狂人的ライブ感には圧倒される。

特急テンポの演奏では、ドラム、ベースが可愛そうなくらいピアノがハシル。
これでもかと走りまくるレヴィのピアノ、
もの凄いドライブ感。
ドラム、ベースよりリズムを喰い、イライラ感がつのてくる。
リズム陣がピアノを追い掛け回す。という感じだ。
狂ったような先喰いドライブ感は、バッド・パウエルの姿がつい脳裏に。
 

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