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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№6 爽快に!スリリングに胸躍る《アル・コーン(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
   ジャズサックス「アル・コーン」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
ジェットコースターが彼方へ吹きぶ!
クィ~ン・キィ~ン! スリル感が・・・
1曲目から痛快・快な乗りでスタート!
一句
 “ 爽快に サックス掛け合い 胸る ”
⑥『ユー・エン・ミー』(60)
《You'n Me/Al Cohn》
アル・コーン(ts)、ズート・ジムズ(ts)、モーズ・アリソン(p)、
メジャー・ホリー(b)、オシー・ジョンソン(ds)。
《Al Cohn Blog紹介》

レールが吹き飛び、コントロールを失ったジェットコースター。
「クィ~ン・キィ~ン」一揆に走り飛ぶ。
痛快・爽快な乗りの1曲目「The Note」。

この1曲目がアルバムの全てを現す。
テナー2本&ピアノのレンジが素晴らしい。

テーマの良さを極限まで引上げたアレンジは御見事。
「ヒヤッ」と、「カッ」と、スリリングな感覚。
この1曲で思う存分味わえる。
 一句
  “ 爽快に サックス掛け合い 胸る ”

コンビ作品④『from A to Z』からコーンの演奏が変った。
低域の「ボワッ~」の太さ、中高域のブリリアントな輝きは同じ。
だが、もたついたさが無く、別人のようだ。
NYに里帰りし、勢いがついたか。
 
重心の低さと強いライヴ感のズートはLch、コーンはRch。
力強く・歯切れ良く・グイグイ乗りまくる。
両者共に譲らない攻めの音がL&Rchから競い合う。

当⑥は快なテンポの曲が殆ど。
スリル&テンションは聴くほどに高まる。
これがこのレコードの聴き処。
評論家は初作品の④を推すが、私は当⑤をチオシ。
 
この年にズートは盤「Down Home」を録音。
ベストなズートの演奏が聴ける頃といえる。
 
♪~♪  1曲目から痛快・快な乗りでスタート。  どうぞお聴き下さい
《Al Cohn Blog紹介》

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