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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№4 手品師憧れ、指さばき《ジョージ・ウォリントン(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ジョージ・ウォリントン」のレコード紹介です。~♪
 
タイトル「手品師」だが、さばきおぼつかず。
「よれよれ・よたよた」、まるで中ピアノ。
①から5年・33歳、「ぼろろ」に散った。
 
一句
 “ピアニスト 競う品師 指さばき”


④『ザ・プレスティディジテイター』(57)
《The Prestidigitator/George Wallington》
ジョージ・ウォリントン(p)、J.R.モンテローズ(ts)、ジェリー・ロイド(b-tp)、
テディ・コティック(b)、ニック・スタビュラス(ds)。
 
《J.R.Monterose(ts) Blog紹介》

《George Wallington Blog紹介》
③『Knight Music』(56)

よれよれ・よたよた~・・・、と。
中でもたついてるのか? このピアノ。
シングルトーンがふらふらと朴とつに、動いている。

この方、アルバム毎に余りにも変わり過ぎ。
黒く強い音から、流暢に美しく奏でる音へと。
変わったと思えば、当④は色し・色は剥げ「ぼろぼろ」状態に。

タイトルは「The Prestidigitator」(品師)。
そのとおりなら、素早い指さばきが観れる。
のはずだが、指さばきは「ぼつかない」。
シングルトーンが、ふらつき彷徨っている。

パウエル派? そんな面影は微塵もない。
それどころか、「ぼろぼろ」のロニアスモンク。
たどたどしいメロディーが、うろついている。
ただ、格好は一丁前のH.バップには仕上がっている。
 
 一句
 “ピアニスト 競う品師 指さばき”

それは、モントローズ様(ts)のお陰だ。
堂々とらかに、そして切れの良い音。
ぐいぐいH.バップの世界に引きづり込んでいく。
当④の立役者は、まさしくモントローズだ。

陰陽なた・よれよれのウォリントンではある。
ところが、当④が最のリーダー作となる。

①から僅か5年、この時33歳で引退
「ぼろぼろ・ばらばら」で散ってしまった。
としか思えない演奏です。
 
♪~活きの良いテナーに続いて、ピアノが「よたた」足を引っ張ります。

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