見出し画像

だらずだらじゃず・本音ジャズ

№6 ど下手隠し?ヴィブラート《ソニー・クリス(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ソニー・クリス」のレコード紹介です。♪~♪
 
70年代「かず飛ばず」の悪評・ド真ん中!
パワフルに吹く高域音、耳障りで!
嫌らしいヴィブラート、安っぽいBGM臭さが!
一句
 “ 嫌らしい ど手隠しの ヴィブラート ”
⑥『サタディー・モーニング』(75.3)
《Saturday Morning/Sonny Criss》
ソニー・クリス(as)、バリー・ハリス(p)、
ルロイ・ヴィネガー(b)、レニー・マクブラウン(ds)。
《Sonny Criss Blog紹介》

プレスティッジでの演奏は絶好調のクリスだった。
だが、契約解除後の70年代は「かず飛ばず」に逆戻り。
その不調の中で評判が良いのが当⑥。

人気の理由は何だろうか?
グループ全体の音の重が重い。
地を這うようにドッシリとし、各楽器の音がうねる。

一番聴かすのがハリスのピアノ、とにかくい。
シングルトーン1つ1つが重くドッシリと訴える。

そして、ヴィネガーのベース。
ネチ・ネチとしつこい着力で重くのしかかる。
弦を弾く音は強いが、余韻がカラッと伸びないのは残念。
この重さがピアノとマッチし、渋味を出してくる。

クリスはというと、少しやかましい。
中域から高域に、パワフルに吹く音がかましい。
ピアノと同調させ、中低域で太く・渋く攻めれば良いのだが。

パワフルな高域音が耳りで、全体のイメージが壊れる。
この⑥はポップス等有名ナンバーが多く、
嫌らしいヴィブラート、っぽいBGM臭さがつきまとう。
この⑥の評判の良さは、リズム陣のお陰で他より少しは「まし」だからか。
 一句
  “ 嫌らしい ど手隠しの ヴィブラート ”
 
♪~♪  60年代後半の『Up,Up And Away』等と比べると高域にがない。
《Sonny Criss Blog紹介》

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「SAX S《ソニー・クリス》」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事