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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 音を探す?虚ろ気に《ランディ・ウェストン(p)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ランディ・ウェストン」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
周囲を気にせず、々とピアノを弾いてる?
何かをし回ってる?音を探してるような!
T.モンク病の感か、朴とつ感が何とも・・
 
一句
 “虚ろぎの 音をすか ピアノ弾き”

①『ザ・モダン・アート・オブ・ジャズ』(57)
《The Modern Art of Jazz By Randy Weston》
ランディ・ウェストン(p)、
セシル・ペイン(bs,as)、レイ・コウプランド(tp)、
アーマド・アブダルマルク(b)、ウィリー・ジョーンズ(ds)。
 
《Cecil Payne(bs) Blog紹介》

《Ahmed Abdul-Mlik(b) Blog紹介》

ピアノ弾きの方って、々居るもんだ。
この方のピアノって、どう聴いても変わり者。
ミディアムテンポで淡々と、強弱も・抑揚もさほどない。

周囲を気にせず、何が起ころうが・・・。
々とピアノを弾いているのでは。

つまり、フレーズが少々風変わりである。
何かをし回ってるのか、音を探してるような。
そんな虚ろいだプレイが見えるようだ。

だからか、耳に引っ掛かる音がしてくる。
うぅ~ん、者ではなさそうな、そんな気もする。

とはいっても、聴いてて面く無い。
ラッパやサックスの音もするのだが。
ピアノ一人のせいで、何もかもが楽しく聴こえない。

ちょっとだけ乗ってる感じで「J&K Blues」。
なテーマで、汚い音のラッパが潔くはしる。
続くバリトンは、後ろ髪を引っ張る鈍牛のとろさ。

ピアノは、っていうと音数少なく意気消ぎみ。
どうも、まとまりの無い演奏である。
70年代以降の激プレイが嘘のようだ。
 
 一句
 “虚ろぎの 音をすか ピアノ弾き”

面白いのは、T.モンク病が感したような音。
だからか、モンクの曲には相性が良い。
朴とつとした音数のなさが、そうさせるのか。
妙にモンクとのベクトルはピッタシだ。
 
♪~♪  ギクシャクしたブルースで、音少ないモンク風で何とも面白いです。

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