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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 三重苦!だらだらと《ベニー・ゴルソン(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ベニー・ゴルソン」のレコード紹介です。♪~♪
 
有名グループ「Jazztet」の前戦か!
曲者ゴルソン、三管編成で力量発揮!
重厚壮大な響き、れの無い「三重苦」?
一句
 “ 三重苦 だららジャズの 三管か ”

①『リユニオン』(57)
《Reunion/Benny Golson》
ベニー・ゴルソン(ts)、ケニー・ドーハム(tp)、
J.J.ジョンソン(tb)、ウィントン・ケリー(p)、
ポール・チェンバース(b)、マックス・ローチ(ds)。

③『Curtis Fuller Jazztet』(58)
(いわくつきレコード、リーダでもないフラーの名が・・)

本当にこの方は「三管」好きだ。
59年に発足する「Jazztet」は有名なグループ。
ゴルソンの発起でA.ファーマー(tp)、C.フラー(tb)と組んだ。

当①はまさしくJazztetの前戦グループ。
ラッパのファーマー&ドーハムは似た音質。
そしてトロンボーンが加入。

作・曲で名を派すゴルソン。
その力は三管で腕の見せ所、と思ってる?

ゴルソンの三管使いは「重壮大」に響く。
切れの良さ・派手さは無い、「堂々」と重苦しい。
ゴルソンのアドリブを聴くとそのまんまだ。
れ目・間がなく、且つ強弱が乏しい。

こんなテナー&柔かラッパ、だらだらのボントロ。
重なり合う三重のように重苦しい。
どうも好きにはなれない。
 一句
 “ 三重苦 だららジャズの 三管か ”

そんな中、イチ推しのリハリ・1曲は、
B#1「Hym To The Orient」。
 
♪~♪  この曲だけはダラダラせず、メリリの1曲です。

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