だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 数10トンのロールスロイスが滑らかに・・《ニック・ブリグノーラ(brs)》

太い・重い・引きまった音&スピード感がある。
やたらと重いテナーの音楽器版、ってな感じ。
ただ、音色の変化が・・、単一トーンにきが・・・。
①『シグナルス』(83)
《Signals/Nick Brignola(bs)》
ニック・ブリグノーラ(ss,bs)、ビル・ドビンズ(p)、ジョン・ロックウッド(b)、
デイヴィッド・カラーコ(ds)。

バリトン・サックス(バリサク)奏者連続4名紹介の3人目。
バリサクが好きでつい買ってしまうが、有名人ジェリー・マリガンは大嫌い。
~・ボ~」穏やかに吹くから嫌い、カッ飛ばすバリサクが好み。
だが、この楽器は音色の変化が無く、単一トーンのためきがくる。

ブリグノーラは音質は太く・比重があり・引きまった音。
テナーと間違える程スピード感がある。
やたらと重いテナーの低音楽器版、ってな感じ。
ブッ飛び重戦車と異なり、数10トンのロールスロイスがらかに走り去る。
そんな情景が浮かぶ。

このレコードではバリサクよりソプラノ・サックスの登場が多い。
非常に丁寧・繊細に旋律を奏でる。
この感覚でバリサクを吹くから、粗雑なバリサク感が一切無い。

ソプラノの曲は、グループ・アレンジが素晴らしい。
緻密な音創りで緊張感を高めていく、出来のイイ・アルバムだ。
 

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