№1 「スパ～～ン」骨肉充満トランペット《クラウディオ・ロディッチ(tp)》

「スパ～～ン」、音が一揆に抜ける。

筋肉充満・量感タップリ・濁りの無いイサギ良さ。

ブラジル出身だが、サンバは演って欲しくない。

①『クラウディオ』(85)
《Claudio!/Claudio Roditi(tp)》
クラウディオ・ロディッチ(tp)、スライド・ハンプトン(tb)、ハワード・キンボ(ts)、
マリュグリュー・ミラー(p)、ルーファス・リード(b)、アキラ・タナ(ds)、

スティーヴ・サックス(syn)。

名前からしてブラジル出身。バークリー音楽院卒業後、76年からNYで活躍。
サンバのクラウディオが嫌いなので、やっと４ビート・モノを手に入れた。

サンバを演らないクラウディオの大ファンです。
「スパ～～ン」と、筋肉充満・量感タップリ・濁りの無い音が一揆に抜ける。
こんな音でハイテンポな曲を畳み掛けてくる。

そんな曲が聴きたいが、期待虚しく２曲しか楽しめない。
他４曲はスローテンポ。

嫌いなトロンボーンやら下手クソ・サックスがやたらと登場する。

A#1　期待どおり、筋肉充満の音が気持ちよく抜け出してくる。Very Good。

B#1  振り上げた拳を投げ下ろすかのように、アタック音が強い。
少し、ヒシャゲながらも力付くで攻めてくる音。
スローな曲も聴かせ所があって中々イイが、どうも苦手でしょうがない。