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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 若き頃!飛ばすラッパ屋《チャック・マンジョーネ(tp)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「チャック・マンジョーネ」のレコード紹介です。♪~♪
 
フリューゲルホーンが板、と思ってたが!
ラッパで「ぐいい」、攻めるH.バップ!
大先輩・脇役陣に、胸をりたプレイ!

一句
 “若き頃 ばすラッパの 勢いに”

①『レクエルド』(62)
《Recuerdo/Chuck Mangione》
チャック・マンジョーネ(tp)、
ジョー・ロマーノ(ts,as)、ウィントン・ケリー(p)、ルイ・ヘイズ(ds)。
 
《Wynton Kelly Blog紹介》

《Louis Hayes Blog紹介》

マンジョーネといえば、フリューゲルーン。
「生ぬるく」切れが悪いから嫌いだが。
こんな楽器を看板にする、マンジョーネ。
 
と、思ってたんだが。
ラッパで「ぐいい」H.バップで攻めてくる。
ジャケットだって、ラッパを抱えている。

悪い予感が外れ、結構「ける」プレイだ。
フリューゲルホーンに没頭するのは70年代?
初録音は60年、だから当①はバリバリのラッパ屋さん。

ただ、ミュートプレイが目立ち過ぎ。
この頃から、イルド指向だったのでは。

マンジョ-ネはこの時22歳。
オープンホーンの音は勢いもあり・跳ねる。
少々雑でおぼつかないが、若きラッパのフレーズが好ましい。

ただ、相棒のロマーノに負けたか。
強弱・抑揚、勢いとスケールのかさ。
堂々と吹き鳴らすロマーノは迫力がある。

又、ドラム・ベースの力強さが目立つ。
そして、ピアノのれ感・ケリー節。
ジャズの王道たる脇役達は、堂に入っている。
マンジョーネは「胸をり」てのぶつかり合い、のようなもの。
 
 一句
 “若き頃 ばすラッパの 勢いに”

タイトル「Recuerdo」は“想いで”(スペイン語)。
「ポコポコ・パコパコ」まるで「魚」のドラム。
この曲、スペイン・イメージのリズムか?
こんな状景をミュートプレイで聴かす。

この曲を除き「いけいけ・んどん」プレイ。
初期のマンジョーネ、勢いってるH.バップの1枚です。
 
♪~♪  オープンホーンで聴かす、いある初期の演奏が活きです。


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