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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№6 飛ばす、先喰いビート《クリフォード・ブラウン(tp)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズトランペット「クリフォード・ブラウン」のレコード紹介です。~♪
 
「ダッドドド・ダッドドド」アパッチの撃ドラム。
「スパッ」と斬り、ビート喰いではしり飛ばす。
ハイテンポ・プレイ、これが最高作と称され・・
 
一句
 “ラッパ斬り 喰いビートの 丸い音”


⑥『スタディー・イン・ブラウン』(55)
《Study In Brown/Clifford Brown》
クリフォード・ブラウン(tp)、ハロルド・ランド(ts)、
リッチー・パウエル(p)、ジョージ・モロウ(b)、マックス・ローチ(ds)
 
《Clifford Brown Blog紹介》

《Harold Land(ts) Blog紹介》

《Max Roach(ds) Blog紹介》

「ダッドドド・ダッドドド」で始るこのアルバム。
まるで、アパッチの撃を思わすドラム。

曲は「Cherokee」である。
結構ハイテンポな曲を集めた当⑥。
この曲は特にハイ・イテンポでプレイしている。

ブラウンは、メロディーの巧さは控えぎみ。
リズムの乗りで、粋な乗りで勝負している。

タンキングで「スパッ」と音を切る。
ビートを喰いするように、はしり飛ばす。
「巧いもんだ」ビートを喰うラッパの響きが堪らない。

④⑤のような「ひしゃげた」音は出さない。
「スパッ・スパッ」と切れ良く。
豊かに膨らんだ音を、り刻んではしり飛ばすかのようだ。
 
 一句
 “ラッパ斬り 喰いビートの 丸い音”

この頃、楽器会社の込が盛んだったという。
新しい楽器を使ったのが、音の違いか。
④⑤と当⑥のラッパの音質の違いは、そんなとこが切っ掛けか?
と、勝手に想像しているが。

ブラウンの自動車事故の経緯は。
楽器会社へ寄る途中の事故だという。
新しく提供してくれるラッパを取りに寄った・・。
そんなラッパの音質の変化を追うのも、僅か3年の間ではあるが。

ブラウン&ローチの超ハイテンポ・プレイ。
その巧みな表現が、最高作と称される理由なのでは。
 
♪~「Cherokee」丸い音を「スパッ」とり刻む乗りをお楽しみ下さい。


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