№1 観た目に、想わぬ「酒焼」が《ロバータ・シャーウッド(女性Vo)》

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　女性ヴォーカル「ロバータ・シャーウッド」のレコード紹介です。～♪
 

50年代アメリカ、ショウビジネスを写す。

Deccaオリジナル、擦れスレ盤＆ジャケ。

ぎんぎんギターに、「酒焼」ハスキーで。

 

一句

　“擦れ盤に　アメリカ文化　音に観る”

《Decca DL8426》

①『ショー・ストッパー』(57)
《Show Stoppers/Roberta Sherwood》
ロバータ・シャーウッド(vo)。

《女性ジャズヴォーカル ブログ紹介》

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いかにも50年代のアメリカを写してる。
このオリジナル盤のジャケットが、何とも愛おしい。

ジャケットはスレ擦れの色落ち。

Deccaの重量盤はスレ擦れの傷もぶれ。
「チリチリ・バリバリ」このノイズ。

半世紀を越えたアメリカ文化を物語ってる。

 

　一句

　“擦れ盤に　アメリカ文化　音に観る”

シャーウッドは、この時44歳。
まぁ～、ジャケットの写真もそんなような。

ゆったり・堂々と唄いこなすタイプ。
orダイナミックに迫力で勝負、そんな観た目なんだが。

 

ところが、声質は観た目に似ても似つかぬ。

声質は硬く「酒焼け」を想わすハスキー感。

細身の小娘が「きゃん・きゃん」唄ってるような。

演奏はギター＆ピアノのカルテット。
ギターの「ぎんぎん」伴奏はいかにもポップス。
そして、ロバータ様はパワフルに張上げてくる。

どうも私の好みではないようで・・。

そんな曲が多いが、「Autum Leaves」を推す。

ピアノもギターも、厳かに歌伴してます。
ただ、どう聴いてもジャケットの姿が浮かばない。

「ちゃき・ちゃき」の小娘が一生懸命大人っぽく。

そんな姿しか観えてこないのだが。

 

「Show Stoppers」とは。

“非常に印象的”とでも訳すのか。
となれば、タイトルどおりとしか申しようがないが。

 

♪～ 　ジャケットをじっくり眺めながら、「枯葉」をお聴き下さい。