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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№22 三回目「雲隠れ」後、その曲は《ソニー・ロリンズ(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ソニー・ロリンズ」のレコード紹介です。~♪
 
3回目の「雲れ」後、6年振りの第一弾。
「Next」、世代のロリンズの登場だ。
何処でも「カリプソ」、遠に不滅です。
 
一句
 “カリプソや 不の一曲 『Next』に”


22『ネクスト・アルバム』(72)
《Next Album/Sonny Rollins》
ソニー・ロリンズ(ts)、ジョージ・ケイブルス(p)
ボブ・クランショウ(b)、ジャック・ディジョネット(ds)、他。
 
《Sonny Rollins Blog紹介》

《George Cables(p) Blog紹介》

《Jack De Johnette(ds) Blog紹介》

「Next Album」ってことは?
世代のロリンズ、ってことか?
と、思わせる意味深なタイトルではある。

時系列でいう「Next」とは。
前作から6年振りの演奏。
3回目の「雲れ」後の第一弾「Next」である
 
演奏内容からいう「Next」は。
とんでもないわりようである。
まさしく、「Next」世代のロリンズともいえる。

ドラムの「っぽい」8ビートが高らかに鳴る。
初期のディジョネットのドラムが、こんなにボイとは。

「ピロ~・ピロ~」エレピアノが軟弱に鳴り。
「プア~・ヒョロ~」まさかのソプラノサックス。
ロリンズのソプラノが響き渡る。

この頃のジャズ業界は、何でも有り有り。
ロスオーバー(フュージョン)やら、・・。
フリージャズは横行し、・・・。
 
6年もの間を置き、この結果・こんな有様か。
ついに、巨人巨匠もレンドにのったか。
と、思わざるを得ないのです。

ただ、どんな格好のアルバムを創ろうが。
普遍なのは、ロリンズの男臭い放テナー。
8ビートであろうが、野太く吹き放つ音はお見事。
 
そして、スタイルが元に戻ったことが喜ばしい。
途切れ途切れの「カクカク」感が無くなった。
二回目の「雲隠れ」以前のムースなフレーズに戻った。

永久保存・国宝的価値はロリンズのリプソ。
待ってました、何時でも登場するのが嬉しい。
曲は「The Everywhere Calypso」。
「どこでもカリプソだぁ~」曲名にど納得だ。

テナーの音が踊りまくる。
以前よりは、少々軽目の音には変わったが。
何十年経っても、どんなアルバムでも遠に不滅でしょう。
 
 一句
 “カリプソや 不の一曲 『Next』に”
 
♪~ ロリンズのカリプソ、「Next」であろうが遠に不滅です。

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