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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 「おんどれ~!」どつく迫力《オンドレ・ストゥヴェラチェク(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「オンドレ・ストゥヴェラチェク」のレコード紹介です。♪~♪

「おんどれ~」島弁でどつかれて!
チェコ出身のジャズマン、初めての!
ピリッチャルな強さで勝負! だが・・・
一句
“ 「おんどれ~」 どつくジャズマン チェコ出身 ”
①『スケッチズ』(2016)
《Sketches/Ondrej Stveracek(Ondřej Štveráček)》
オンドレ・ストゥヴェラチェク(ts)、ジーン・ジャクソン(ds)、
トマス・バロス(b)、クラウディウス・カヴァク(p)。

チェコ出身のジャズマンなんて初めてである。
んどれ~」仁義なき戦い・広島弁でどつかれてるような・・・。
 
ドラムのジャクソンはUS出身、他は全員チェコ。
2016年・現地の録音、チェコの皆さんには驚いた。
2000年以降のUS・弱ジャズとは大違い。
スピリッチャルな強さがある。
 一句
 “ 「おんどれ~」 つくジャズマン チェコ出身 ”

J.コルトレーン、S.グロスマンを彷彿させる・・・
と、紹介されるオンドレだが、とても相応しくない紹介。
これを聴く限り、60年代のジョー・ンダーソンに良く似てる。

次のアドリヴが読めない「チャ」な、
予測困難なアドリヴがサマになっている。
ただ、緊迫した異常な緊張感はとても感じない。

かなり重い音、だから迫力はある。
だが、「ん亀」が歩くような・ひきづり感がスピードを鈍らせる。
鋭く切り込み・胸をえぐる音を成していない。

ぬるま湯に浸かった「ろっ~」としたリズム感は、
緊張感が薄らぎ、切羽詰った心の悲鳴は届いてこない。
チェコの文化・温度観がスピード感を鈍らすのか・・・。

イチしの曲はA#3タイトル曲&B#1「Song No.2265」。
かなりグチャなアドリヴだがピアノ、ドラムの絡みは、
乱れてもまとまるスリル感が味わえる。
 
♪~♪  B#1の曲、2016年・チェコのテナー奏者オンドレをお楽しみ下さい。

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