だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 パワー&破壊力が新たな道を《デイヴ・リーブマン(ss)》

津波、雪崩を受け留めるネルギー感!
メロディー・ズム・コード&4人の編成・・・
これだけの要素で、凄まじいパワー&壊力が!!
②『クゥエスト』(82)
《Quest/Dave Liebman》
YouTubeリンク:https://youtu.be/VASkTrskwmI
デイヴ・リーブマン(ss)、リッチー・バイラーク(p)、ジョージ・ムラーツ(b)、アル・フォスター(ds)。

津波、雪崩を全身で受けるネルギー、凄まじいエネルギーを感じる。
メロディー・リズム・コード&4人の編成、ったこれだけの要素しかない。
なのに、経験したことのないパワー・壊力を感じる。

靭なピアノがブロックコードを叩き込む。
ドラムのンタープレイがエネルギーを何倍も増幅させる。
馬のイナナキ・悲鳴をもたらすソプラノの甲高い音がピアノに被さる。
路」に連れ込まれ、行き場を失った感覚に陥る。

「Softly As In A Morning Sunrise」多くの演奏を聴いてきた。
なのに、新たなイメージを感じる。
ピアノのリズム・パターンのせいだろう、この新さに衝撃を受ける。

マイルス・グループを脱退後、70年代フュージョン・ド・真ん中で活躍。
道に迷った末の弦楽四重奏団『Dedicatgions'』(レコード①)。
これから3年後の当レコード、やっと新たな道を切りいた。
と、同時に混沌とした時代の終焉を迎えた演奏。
4ビート、フュージョンを超え、従来の組みに収まらない極上の1枚。

キーワードはリッチー・バイラーク(p)との出会い。
今後、多くのレコードを発表していくこととなる。
 

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