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2019/2/1

色々測定してみたら

2008年10月23日 23時43分24秒 | アマチュア無線
今日は、代休を使って午後からまたまた師匠のところへ行ってきました。

色々手持ちのパーツやら素性の分からないパーツの特性測定をしてもらいました。

同じ形状のコネクタでも、かなり特性にばらつきがあることが分かりました。
N型コネクタひとつでも、430MHzまでは使えても、それ以上の周波数では全然使い物にならないといってもいいくらいの特性を示すものもあり、驚きとショックを受けました。

やはり、メーカの刻印が入ったものはそれなりに高いのですが、しっかりとした特性を示します。

刻印がなく、メッキでピカピカしているものは、あれあれあれれ?と思うほど高い周波数で急に性能が劣化します。

これからは気をつけて使っていかなければ、これらのコネクタのせいであっという間に信号減衰する要因になってしまうことが理解できました。

写真は何も表示のない方向性結合器の特性測定の様子です。



1G程度までなら使えそうです。
1296MHzで使うには特性はあまりよくありませんでした。
色々なポートから信号を入れたり、出したり。
実は方結の使い方がいまいち分かっていませんでしたが、今日の測定で実感することができました。
結合度は-10DBであることも分かりました。
早速何かに応用して見たいと思いました。


これは、数十GHzまで使用OKというリレー。



今回使用したネットワークアナライザの使用限界(3GHz)までに不安要素はなく、大変良好な特性を示しました。


最後に、かなり以前(10年ほど?前)に1200MHz用?とかでもらったパーツの中にあった自作プリアンプの同軸リレーの特性測定もしてもらいました。



プリアンプ自体は、全く動作していなかったことはNFメータで測定してもらって分かっていました。

それでは、同軸リレーの部分はどの周波数まで使えるか?とリレーの特性を測定してもらいましたが、使えるのは430MHzのハムバンドまでで、1200MHzでは使い物にならないほどのかなりの信号劣化が認められました。
特に同軸の付け方が悪いようで、この部分でアッテネータになっているようです。


測定器を持っていれば、プリアンプの調整や同軸リレーやコネクタの調整が効率よくできますが、無かった場合には、どの部分が悪いのか見当が付きませんね。

こうなってくると、手持ちのパーツ類を片っ端から測定してみたくなります。
こんなネットワークアナライザーが個人でも一台欲しくなってきますが、こればっかりは中々高価で買えませんね。