1956製のライカM3とズミクロン50mmの組み合わせです。ライカの傑作と言われているM3ですが,残念ながら,一番古い製造年は1954年です。1953年製は,バルナックライカと呼ばれ,焦点距離と構図用の2つのファインダを内蔵しています。両方とも露出計はついていませんので,露出計が別にいります。ライカは,空気感まで写し出すと言われ,ディジタルカメラにはない,ノスタルジーを感じます。カメラのトップには,シリアルナンバーが,刻印されていて,それによって,製造年が分かります。1953年製は,1051001-1124000,1954年製は,1124001-1236000です。