台湾治郎

自分の生涯・現在の生活

ブログ105 「よかった。」病んでいた先生への手紙。

2012-12-20 00:01:46 | 台湾
ほんとうによかった。うれしかったです。
あなたからの年賀状。
 あれから、三年かな。時々電話したくなる衝動を抑えて生活していました。
おかあさんも、ほっとしていることでしょう。
 安心が一番の親孝行。
我が娘も今年、やっと勤めだしました。すこし安心。まだまだ親業は、尽きない。
一生続くのだと思う。
 「あなたも、親になるときっとわかる。この気持ちが・・・」

涙が出てきました。今年嬉しかった三号目のお知らせです。
ありがとう。うれしいです。私のことを気にかけてくれて。

 生きているといっぱい失敗する。けど、いいんだよ。しっぱいしたって、
にんげんだから。
 教師生活あと、三十九ヵ月。このポンコツ車で持つか心配。
去年デカイ失敗しました。
 けど、だいじょうぶ。今の私は、三十二年前の私でないから。
三十二年前も大失敗した。その時、本当に死にたいと思った。それほどの大失敗。

 あなたの苦しみ・辛さわかってあげられなかった。

私いまバスケット部の副顧問しています。教えられない辛さを味わっています。
●○の生徒は、優しいから私を責めないが・・・・。

 教師だけが人生ではありません。いろんな仕事があります。
今のお仕事楽しく忙しいとのこと。楽しいのが一番。
 わたしも、もっと、教師生活を楽しみます。
校長に年中叱られている。時として、ケンカ口調になりそうなときがあった。
今は、今回の失敗でお世話になったので、おとなしく生活します。とりあえず、六月ぐらいまで。

 あなたは、優秀すぎたのです。自分に完璧を求めては、教師できない。
だって、教師がこれだけもがいていると思っている親・生徒がどれだけいるって。
 
 あなたに担当してくれたI君も卒業しました。いま、●○養護高等部にかよっています。

 それと、覚えていますか。一年の時登校拒否だったM。彼今、元気に学校通っています。

 すべては、時間が解決するのだが・・・。なかなか待たないことが多い。
俺なんか、せっかちでお節介だから。
 俺のようないい加減な人間が教師やっているだから・・・。

 ひと月ひと月を大切にお過ごしください。
また、いい知らせがあったら、ぜひ知らせてください。

 200○年1月6日
昔、悩んだ先生へ私が書いた手紙です。本当のことです。誰でも、悩むことあります。
私は、人の悩みすこしだけ、わかります。
ほんの、すこしだけ。一人で悩まないでください。
私も、一緒に泣きます。
                    再見。