今日から8月になりました。毎度の事ですが今年も酷暑の日々となり、あっと言う間にこの季節を迎えています。時間の経過が早いですね。
しかし梅雨明けの仕方も変わりましたね。私が学生時代には「梅雨明け七日」という言葉があり、太平洋高気圧がクジラの尻尾の様に太平洋の東側から西に向かい、細長く勢力を張り出す形になっていました。そして梅雨明けは南から北に移って言ってものですが、今年は日本の東側に勢力を張り出してはいますが、従来とは動きが違い、梅雨明けも西から東にとなっています。またクジラの尻尾とはなっていないので、台風も東北方面から上陸したり、本日も東海方面に熱帯性低気圧が近づいて来ています。
これだけ見ても、やはり気候の動きが変化してきている事が判ります。
さて、世間は東京オリンピックで何やら盛り上がっているのか、紛争しているのか何だか判らない状況となっています。政府ではこのオリンピックで「絆(きずな)」という言葉を出していますが、新型コロナ禍の中での開催で、絆よりも分断を起こしている様にも見えたりします。
東京でも新型コロナの昨日の感染者数が4000人を越える勢いとなっており、この感染拡大には歯止めが掛かっていません。IOCではオリンピックはカプセル化されているので、日本の感染拡大には直接関係していないと声明を出していますが、国内で緊急事態宣言を出して行動抑制を呼びかけながら、その一方では東京オリンピックという大規模イベントを開催しているので、結果として国民の意識へ行動の抑止を訴えかける力もなく、感染拡大に拍車を掛けているように私には見えています。
この新型コロナ禍に纏わる東京オリンピックに対する国の動き、またワクチン接種に対する国内を始めとして各国の動きに、私はとても違和感を覚えています。
そもそも新型コロナという感染症ですが、確かに従来のものより症状も重く重篤化するだけではなく、回復後に後遺症に悩まされる事は確認されています。私の周囲にも幾人かの感染者がいて、その話からこの事は確認しています。しかしその一方で感染者数としては、やはり従来の季節性インフルエンザと比較しても、とても少ない人数だと思うのです。
通年で言えば職場でも二桁以上の感染者数があるのですが、新型コロナでは私の肌実感としては十分の一以下にも及ばない感染者数です。これは単純にリモートワーク等の推進で行動抑止を呼び掛けている結果なのか、ウィルスの感染力の弱さなのか。世間では「デルタ株」と危険性を呼び掛けていますが、その感染力の部分がはっきりと明確にはなっていません。
また新型コロナの判別法として「PCR検査」という手法が未だに使われていますが、これについては昨年からアデノウィルス(通常の風邪のウィルス)やインフルエンザウィルスといった既存の感染症のウィルスにも反応してしまう問題については、未だ明確な回答もされていませんし、社会もそれを何となくやり過ごしています。
この判別法では従来の風邪やインフルエンザまでが新型コロナ禍として数字に組み込まれてしまいますので、正確な実態把握が困難ではないでしょうか。
この様に不確定な情報が多くあるにも関わらず、政府がマスコミを通じてワクチン接種を呼び掛けています。しかしながらこのワクチンにしても、治験期間がかなり短期であり、正直、今社会の中で治験を進めている様な状況にも関わらず、広く接種を呼び掛けている事にも合点がいきません。体内に入れる薬品で、DNAレベルで組み込む様なワクチンを、何故そうも安易に人々が受け入れられるのか。また各国政府は国民に対して接種させるのか。従来の治療薬に対するスタンスから見ても大いに疑問を持ってしまいます。
そればかりではありません。そもそもワクチンというのは「感染しても重篤化を防ぐ」という事が目的であり、ワクチン接種してもウィルスに感染する事には変わりないのですが、何故かそれが「安心安全な社会を取り戻す治療薬」と認識されていて、接種を受けた人は無防備に人との接触を図ろうとしています。このワクチンについても「デルタ株」では重症化を防ぐ事が完全に出来ないのが判明していて、終生免疫を獲得できるものでは無いにも関わらず、何故この様にこぞって人々は接種をしてしまうのでしょう。
私はこのワクチンにより、例えばマイクロチップが埋め込まれていて、5Gの電波で人々がコントロールできるなんていう都市伝説は信じていませんが、少なくとも私が半世紀の間、生きてきた常識から考えてみた場合の、ワクチンに対する様々な疑問点が拭い去れないでいます。だから接種はしていません。
考えてみれば、日本のマスコミは民法会社であり、スポンサーの意向に反する報道が出来ないという構造的な問題もありますので、人々がこのマスコミに依存して情報を得るスタンスであれば、この様な基本的な疑問すら持たずに社会の中で、流れのままに行動してしまうのかもしれません。
私は「陰謀論者」ではありませんが、それでも今世紀に入ってから様々な情報を見てきました。そこで感じるのは、例えば「アングロサクション・ミッション」で語られる「新世界秩序」の様な話題や、「ジョージア・ガイドストーン」にある様な人口抑止削減計画の様なものが、実は背景にあって、今は世界共通で動きを揃えて進んでいるのではないかとも感じてしまうのです。
まあこの私の感じている違和感が、単なる個人的な杞憂で済めばいいんですけどね。