Minuma Factory

趣味のひとつ、電子工作、アマチュア無線を中心を紹介する自己満足ブログです。

TS-690バックライト LED化(その1)

2020-08-06 20:45:22 | 修理・レストア
久しぶりのアップです。

これまでも色々な部品を作ってきましたが、アップするほどでもない物ばかりでしたが、気分転換にアップします。

手持ちのTS-690ですが、いくつか不都合がでてきました。
①冬になると、電源ON後、表示が出るのに時間がかかる(といっても、1秒以下)
②メインダイヤルを速く回すと、ダイヤルが止まったあとも、周波数が少し動く

①はCFTの劣化は確実でしょう。 ②はCFTのインバーターノイズでは? と思い、この際、バックライトのLED化をしてみることにしました。

まず、分解
ディスプレイユニットを外します。



ハンダ吸い取り機を使い、LCD部を外します。 ピンが106本(確か)あります。 スルーホールですし、ハンダ吸い取り機がないと無理です。



インバーターユニットも外します。
4つ端子がありますが、電源(+とー)、そして交流出力です。
ここはLED化に際して、入力と出力はそのままジャンパーしておきます。



CFLと同じサイズに設計したLED基板です。
LEDの数は適当です。 LEDの順方向電流は定格の7割くらいに抑え、おおよそ18mA。
見た目は、「CFLもあまり明るくないだろうし、いいだろう」と思ったのですが、これが失敗のもとでした・・・



輝度の確認は液晶を再ハンダ(約106ピン)しないとできません。
うまくいくと信じつつ、作業をし、電源ON!



ダメダメです。 全然暗いですね。 しかも、紫っぽい。「やらなければ良かった」レベルです。
(写真では「色以外はいいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、ダメです。
輝度不足ということで、LEDの種類、玉数を変えて再挑戦です。

送料込みで約3000円かけて作ったLED基板が無駄になりました。
まぁ、一度で成功するなんて稀ですので、想定内です。

ちなみに、不具合②は直っておらず、結局、ロータリーエンコーダーの配線の位置をずらしたら直りました。
本当に、やらなければ良かった・・・


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