その突起数は何を表すのか
縄紋土器の縁に作られた突起の数には 2,3,4,5,6,7、8、10、12、24などがある。
2 は二至を示すものと推察する。
ところで5、7は突起土器としては個数は多くは無いが、何の数字なのか。
これは多分72候と週の数字に関するものと考えている。
15日/3 5日 この区分を使えば72候の暦が出来る。
15日/2 7日 または 30日/4 これは一週間の日数で月の暦の細分化 新月からと満月まで・・・といったことを示すためでしょう、実際は潮の干満の際に日毎に満ちてくる方向なのか、逆に日毎に干る方向にあるのかを示してくれる。
30日/3 10日 上旬中旬下旬にあたるもので
こうしたことをこの数は示しているのでは無かろうか。
このような突起のある縄紋土器があると言うことは、
現在、現代人が使用している暦を、縄文人が4000年前に作っていた、と言うことになるのでしょうか。
ここに上げた数字についてはシュメールの暦にも使用されている、例えば 7日が、それについては何故そう言う数字を使用するのか、私が知る限りその出自は解明されていないようだ。
その他の 9、11 などは堂なのだろうか。
写真はお借りしました