一年の365日は二至二分で 4分割される
二至二分 四立八節 季節の区分を加えて 一年では八節 8分割する。
半年一年暦では4節となるがここで 3 が分れば 45日/3 15日 となる
15日単位とすれば 半年 4*3 12節気となる、
これは一年では二十四節気の暦になる。
太陽暦では 3と4と8と12が聖なる数とされたのだろう。
太陰暦を二至 半年一年暦とした場合
半年で 6回の月の満ち欠けを繰り返すことになる 周期 6月となる
当然一年では 12月となる
上弦下弦を考えると 15日が一弦として半年 6月*2 12弦となる
日数では 30日/2 15日
これは24節気の区分と同じ日数になり 半年 12節気と同じになる
こうして太陽暦と太陰暦が暦区分では一致することになる
朔旦立春の年は太陽と月の暦は同期して動くことになる
神秘数は 3,4、6、8、12、24 となる
その内でも天体と暦を最終的に結びつける、支配すると分ったのは 3 である。
神秘数、聖なる数、聖数、数の聖性 いろいろな呼び名で話題が作られてきた。
それらを超えて古くから 3 を見せているのは縄文人です。
縄文中期にはそれが記録として土器に残されていた。
古代文明を超えている5000年以上前でしょう。
写真はお借りしました
引用ーーーーーーーーー
伊勢井敏子(1990).「原初より現代に至る数の認識の一断面 ...
takayukinishihara.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/19903...
この論文では、言語人類学的観点から、「3」が神秘的象徴として様々な作品や宗教で用いられてきたことが明らかにされています。 伊勢井敏子(1990).「原初より現代に至る数の認識の一断面:神秘数‘3’についての一考察」.Inビビュロス研究会(編),『英米文学と言語:新しい研究の ...
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英語教育学・文学理論・言語理論の接点でもがく研究者の読書日記
エクリチュールの気まぐれ
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2015年6月16日 (火)
伊勢井敏子(1990).「原初より現代に至る数の認識の一断面:神秘数‘3’についての一考察」を読む(ビビュロス研究会(編),『英米文学と言語:新しい研究の地平を求めて』,ホメロス社)
この論文では、言語人類学的観点から、「3」が神秘的象徴として様々な作品や宗教で用いられてきたことが明らかにされています。
伊勢井敏子(1990).「原初より現代に至る数の認識の一断面:神秘数‘3’についての一考察」.Inビビュロス研究会(編),『英米文学と言語:新しい研究の地平を求めて』(pp. 505-514).ホメロス社.
概要
最初に数を神秘化したのはピタゴラスとその一派だそうです。そして、その思想が、プラトンやアリストテレスに引き継がれ、3世紀前半に新プラトン派のプロティヌスが発達させ、数を神秘化する考えが作家や教会に浸透していったと著者は推察しています。さらに、宗教を通してヨーロッパに神秘数という考えは更に広まっていったと著者は考えています。
なお、有史以前からすでに「3」を神秘化する傾向は見られたようで、シュメール、バビロン、旧約聖書、古代エジプト、古代ローマ、古代ギリシャ、ゾロアスター教、北欧神話、ケルト人の宗教、での具体例が列挙されています。また、シェイクスピアのMacbeth、シンデレラ物語を初めとした民話でも「3」が象徴的に用いられていることが明らかにされています。ただし、民話に関しては、「3」は肯定的に扱われる場合と否定的に扱われる場合があることが指摘されていました。
最後に、なぜ「3」が神秘化されたのかということについて著者は、有史以前の人々が「太陽と月と大地を概念上神秘的な3つのものとして関連づけた」(p. 512)ためではないかと推察しています。ちなみに、「2」に関しては、身体の部位から始まったのではないかとするFunk (1978) の説が紹介されています。