今日は、ひな祭りですね。
肌寒い一日となりましたが、いかがお過ごしですか?
さてさて、ひな祭りとはまったく関係ないのですが、
先日、友人とランチに行った九段にある フレンチ・レストランのお話です。
靖国通りを一本入ったところにある Restaurant Sen というお店です。
オーナーシェフが心を込めた やさしい味のお料理でした。
帰りには満面の笑みで 外まで見送りに出てくださいました。
一皿ひとさら、手が込んでいて、目で楽しみ舌で楽しみ、みんな大満足の
本当によい一日でした。
どのお皿もおいしく頂いたのですが、
今日は最後の一皿、デザートのお話しです。
写真はありませんので、ご想像ください。(上手く説明できるか心配。。。)
白い丸皿に、赤い木の実のソースで渦巻きが描かれ
その上にムースが2種類のっていました。
お皿の左上には、4等分に切ったイチゴの上に、
ピンク色のメレンゲのドームがかぶせてあり、その中にムースが隠れています。
メレンゲにはローズの香り、ムースにはベルガモットの爽やかな風味が。
そしてもう一つ お皿の右下のほうに、
バニラ?ココナッツも入っているかなと思わせる、
甘い風味の白いムース。
柑橘と花とフルーツと、そして甘さも添えられて
その趣向は、さながら素朴な香水のよう。
春を待つような、憧れるような香り ちょっと想像してみてください。
赤い実のソースと絡めて口に入れると、それらがふわりと広がって、
寒い冬の一日も、幸せな楽しい気分になりました。
きっと、お料理するのが楽しくて、人を楽しませるのが楽しくて仕方ないのだろうなと、思いました。
また行ってみようかな。