ここのところの雨と日差しで
会社の小さな庭の植物たちも
すくすくと枝を広げています。
上階のベランダや駐車場にせり出してしまうほどなので
泣く泣くせり出した部分をカットしたのですが
その時の香りの なんともさわやかなこと！
葉陰から差し込む日差しとグリーンの清涼感ある香りで
しばし避暑地にでもいるかのような気分になりました。
雨が降ればカエルが顔を出し
スミレの葉を食べて成長する毛虫が さなぎになり
蝶になりという 様子を見ていると
小さな庭でも ちゃんと自然があるのだなと感じて
ほっとします。
梅雨明けも間近かと思われる今日この頃
蒸し暑いですね。
そんな中、先日 麩饅頭を頂きました。
この時期の和菓子屋さんの店先は、夏の涼香が
漂っていますね。
水ようかんや 葛を使った涼しげなお菓子から、
この時期の風物にちなんだ、干菓子など。
そんな中、ひっそり？と お店のガラスケースの上に
麩饅頭を見つけました。
華やかさはありませんが、笹の葉に包まれた麩饅頭は
一口 口に含むと、笹の良い香りと よく晒された
薄紫の晒し餡の美味しいこと。
もちろん もちもちの触感も絶妙で、
季節を感じて、とてもおいしかったです。
思わず、 笹野はさ～ら さら🎶 と口ずさみたくなりました。
麩饅頭は、日持ちがしないので、買ったその日か次の日くらいまでに
食べてしまわなければなりませんが、
この季節、一度は食べたいお菓子です。
