大好きな梨のお話。かなり自分の世界ですが、それでもいいよという方、少々お付き合いください。。。
梨は、あのジューシーで甘くみずみずしく滴る感じがたまりません。
一番好きなのは長十郎。
今は全く見かけませんが、皮の強い長十郎をまるかじりした時の、
あのジャリジャリで、みずみずしい皮と実の間のジューシーな甘い水。
子供のころの記憶と相まって、今も思い出されます。
夏まつりで山車を引いた後に神酒所でもらった長十郎を、
家まで待てずに友達とかぷり。楽しい夏の一コマです。
シャリシャリというよりはジャリジャリというほうがあっている。
とても素朴で強い印象のする梨。
今の梨たちの父か母になっているのかな?
長十郎に思いを馳せつつ今年は、幸水、豊水、あきずき、新高の
4種類を食べました。
いつもは、あ~おいしい~、とぺろりと食べるばかりでしたが
あきずきを食べた時、いつになく鼻に抜ける香りが感じられて、
ブドウのような香りがしたり、花を思わせるような香りがしたり、
みずみずしいグリーンな香りがしたり、楽しい体験でした。
一度気が付くと面白いもので、食べるたびに香りを探すようになっていました。
そういえば、「issey miyakeのプリーツ・プリーズ」という香りにも
日本の梨の香りが使われているとか。洋ナシではなく、日本の梨の香りを
選んだのですね。
外国の調香師さんに日本の梨の香りはどのように映ったのでしょうか?
聞いてみたいです。