皆様、こんにちは。
いつもご訪問いただきありがとうございます。
長引く夏がやっと季節を秋に譲ってくれそうですね。
キンモクセイの花は、今年も10月の声を聴いて
例年通り咲き始めたようですね!
甘くフルーティな香りがふわりと鼻をくすぐります。
もう少ししてくるとスミレのような少しウッディ感のあるような
香りに変わってくるのかな。
日々香りの変化を感じつつ、
庭の朱くなった柿の実を収穫しています。
今年も甘く 沢山実っています。
手の届かないところの実は野鳥たちに、と思っていたら
なんと、下の方にあった完熟した実にも啄んだ後が!!
松や芙蓉などの葉っぱの陰になっているこんな下のほうまで
よく見つけたなー、と感心してしまいました。
そうなったら、秋の争奪戦です。ゲーム感覚で
鳥たちに挑んでいます。
高い木の上から、電線から、よーく見ているんですね🐦🐦🐦
キンモクセイは、隣の公園に植えられているので、
風向きによって強くも弱くも香りがしてきます。
朝窓を開けるのが楽しみです。
キンモクセイについて少し調べてみたら、
この木は、銀木犀の変種なのだそうです。
変種のほうが、花の色も香りも強いとは、
ちょっと驚きました。
そしてまた、銀杏のように雌雄別木なのだそうです。
中国から江戸時代に日本へ入ってきたようですが
花付きの良い雄木のみを入れて、ほぼ日本全国へ
植栽したので、金木犀に実はならないのだとか。
どんな実がなるのか見てみたいですね。
という訳で日本では、自然界に自生している木はないそうです。
昔からその花香の強さから、ドクダミ同様、お手洗いの近くに
植えられることもあったそうですが、
1970年代から1990年代にかけて、トイレの芳香剤の香りに
多く使われていたので、そのイメージがついてしまい
ちょっとかわいそうな気もします。
今は徐々に挽回して、秋を感じる香りとして
受け入れられるようになってきているように感じるので
よかったです。
昨日のワークショップでは、金木犀の天然香料をつかった
ルームフレグランスをつくりました。
花が散ってもしばらくはお部屋の中で
あの甘くフルーティな香りを楽しんでいただけたら嬉しいです。
ご参加してくださった皆様ありがとうございました。
そして、
先日の十三夜は、金木犀の空気の中で眺めました。
いい夜でした。