国外逃亡するためにコツコツ貯めた100円玉と500円玉をついに銀行に入金することにした。
みんな俺のことをケチな奴だと言うけれど、その結果がコレもんですよ。
ただのケチはただのケチで終わるが、極めればそれなりの結果がでるのさ。
銀色の輝きに目が眩むぜ！正に金に目が眩むだな。
まるで帝国！ 100円1700枚に500円200枚で27万パワーだ！！
だけど都民税とやらで6万ほど東京に献上しなければならない。埼玉に逃げたけどだめだった。やはり国家権力には勝てやしないのか。
誰かが言っていた、「TOKYO 狂った街」と・・・っち、最後の最後まで俺を追い詰めやがる。あわわ あわわ だぜ。
あんたには本当に世話になったな。
だから最後にサービスというか忠告をしようじゃないか。あんたはお人よし過ぎるな、別に悪いことは無いと思うが、こんな世の中だからな・・・思いもよらないトラブルに巻き込まれる可能性があるぜ。あんたがいつか誰かの保証人になってひどい目に遭うんじゃないか心配しているわけだ。まあ俺の保証人にはなってもらうがな。